振り向かせます。【フィッシャーズ】 (ページ17)

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振り向かせるために、14 ページ17

バスを降りた。

夕焼けはあっという間に黒くなって。

星が綺麗になってた。

時計を見ると8時。

ああ。そうか。

皆爆睡しすぎてこんなに遅くなったのか。

バスの運転手さんも困惑してたわけか。

皆髪の毛ボサボサになって

のん｢めっちゃ寝すぎてやばい…｣

そうだねーと相槌を打ってると

？？｢あー！依玖君じゃーん！｣

そう言われてみんなが振り向くと

なんと

なんと

羽咲がいて。

羽咲｢依玖くーん！しさぴも行きたかったなぁ？どこ行ったの？｣

マサイ｢ちょっと皆で出かけてた。な？｣

そういい肩を組む。

｢｢そう！｣｣

揃った。

羽咲｢えー？行きたかったぁ。しさぴ寂しいよ？？｣

そうだ。私この人には

お母さんのこと言ってなかった。

『ごめんね、どうしても5人の場所があってさ。』

そういい皆は頷く。

羽咲｢えー？そうなんだ？じゃあ今度はしサピも誘ってね！あ、依玖君髪の毛ボサボサー(笑)みんなもだよ｣

え、なに。

軽く睨まれた？

街灯の下だからわかりやすいんだよね。

どうせ

女子力無いんだね

とかなのかな。

やっぱりちょっと傷付いちゃうかもな。