ねじれていく ページ9
一時間目が始まった。
隣の君は真面目に受けている。
太陽の光でカッコ良さも増してる。
まだ心臓がバクバクしてる。
あのあとモトキはシルクになにかを言っていた。
何を言っていたのかな。
苦手な数学とモトキの行動で頭がいっぱい。
といってももとから分からないんだけど。
バカは辛いよ…。
モトキのノートを見てみる。
私よりわかりやすく、そして綺麗にまとめてた。
教えてもらおうかな。
その時告白もしようかな。
想い届くかな。
まずはシルクに相談しなきゃな。
先生「では城崎。この答えは?」
どうしよう。話聞いてない。
少し慌ててしまったんだ。
すると君は答えを見せてくれた。
助かった。
と、同時に好きが増した。
やっと数学が終わってお礼を言おうとしたら君はシルクとマサイと話をしていた。
邪魔はよくないよね。
そう思いトイレに行く。
気持ち落ちつかせて…。
落ちつかせて教室に戻ろうとした。
朝の先輩の笑い声だ。
負けないぞって思い教室に戻ったら君は先輩と笑顔で話してた。
急な出来事で頭が真っ白になり泣きそうになる。
見たくない。
見たくない。
見たくないです。
そう思い私は君に背を向けて屋上へ走った。
その時のシルクの声が聞こえた。
恥ずかしくって逃げてしまった。
ちゃんと聞くべきだったのでしょうか…?
君のためです。(Motoki side)→←嘘をつきました。(Motoki side)
57人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:永遠 | 作成日時:2017年11月27日 8時