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樹の車で旅行に行ったのだが、心臓がバクバクで仕方ない。
…こんな変な思いするなら行かなきゃ良かった、と思ってしまった自分もいるし。
温泉一緒に入ろうよ、と言われたが流石に厳しすぎた、今の俺には。
適当に鍵ロビーに預けるの面倒くさいし俺部屋にいるよ〜なんて言って取り敢えず撒いたものの、寝るときどうする問題。
布団は2個あるもののくっついてる。
そっと離したいが樹が修学旅行みたい！！なんて言うから離すに離せないのだ。
…まあ適当に離したのだが。
そんなこんなで複雑な思いを抱えながら過ごした2日間は悪くはなかった、俺がもう少しはっきりさせてたら多分更に楽しかったと思う。
旅行に行ってからも俺らの関係は特に変わることなくお互いの家を行き合ったり大学終わりに遊んだりとしていた。
そんなある日
樹からこれあげる、と珍しく物を貰った。
…好きな人、から貰う物はなんだって嬉しいでしょ？
と袋からだしたら…ミサンガか？これ、確認の為聞けばミサンガだった。
…せっかくなら、ここで着けてしまえば…、
変な感覚を覚えながら樹の横にずっといられますように、と願い事を込めて結んだ。
「…なんてお願いしたの？」
『叶ったら言おうかな』
もし、はっきり言えたなら、
君に願い事を言おうと密かに決意した。
…これはその決意の証ってことで。
樹の顔を見てしまえばまた変なことを言ってしまいそうで見られなかったから、どんな顔をしていたかなんて知らない。
ただ、樹の側にいたい、それだけの願い事で頭がいっぱいで、外れたら叶うのか〜なんてぼんやりとしか思ってなかった。
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ky930(プロフ) - (すみません、続きです。)私は特にゆごじぇの遠距離恋愛のお話が特に好きです。続きが気になり過ぎてるのですがもう更新される予定はありませんか？もしこの感想が愛萌。さんの目にとまり、続きを楽しみにしている者がいる事を伝える事ができれば。と投稿しました (8月14日 23時) (
レス) id: f4ea61e74b (このIDを非表示/違反報告)
ky930(プロフ) - 初めまして。最近SixTONESファンになり、このサイトや他の小説制作アプリでスト関連の小説を読み漁ってる者です。愛萌。さんの作品本日初めて読みました。最初に長編、そして短編、中編と読みました。 (8月14日 23時) (レス) id: f4ea61e74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛萌 | 作成日時：2022年1月3日 22時
