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最近ずっと高地に会ってる。
大学に全然行ってない。
話してる方が楽しい気がしたから。
「これ、俺の連絡先。なんかあったら連絡しな。出るかは別。」
『うん、分かった！これが俺の連絡先！』
話している間はもやもやは無くなって心がすっと軽くなる。
『俺、英語極めようかなって思い始めてて。』
「え、良いじゃん！遠く行ったら自分の小ささにびっくりするよ」
『俺ハーフ！！だからアメリカでも全然知らない土地に行きたいんだ！』
「おお、いい人生経験じゃん！」
楽しく盛り上がっていると
「…ジェシー。」
『…樹。』
空気の重さを察したのか高地は園へ戻って行った。
いろいろ責められたけど、言いたくない。
言ってしまったら…と思ったとき彼の言葉を思い出した。
「秘密は、ずっと持てば持つほど紐解きづらくて辛いんだよ」
高地が言ってた言葉がよぎりもういいかなとも思い始めてカフェに向かうことになった。
.
カフェにつき、樹から質問攻めされる。
「まず、あの男の人は誰だ。」
『保育園の先生。』
「仲良いの？」
『まぁ。』
「…なんか俺に隠し事してるだろ。」
こういうときの樹は鋭い。
『…あまり大声では言えない。絶対言うなよ。言うなら北斗だけだよ。』
全ての話をした。
高地の事が好きだということも。
「…ごめんな、ちょっと整理させて？
まず君は御曹司。想い人の彼は保育園の先生で代々医者の家系。そして、好きなことを極める気持ちが無かった場合継がなくてはならない。それを相談してた。…うんうん分かった」
『…ややこしいだろ？(笑)』
「…お前よく耐えたな。辛かっただろ？」
そう俺を抱き寄せる。ここカフェ。
だけど、涙が止まらなくなり、彼も泣き始める。
『…ずっと隠しててごめんな。』
「…良いよ、辛かっただろ。これからはきちんと話そうな。俺も頼りなくてごめんな。明日は大学来いよ。」
と言われ頷いた。
『でもさ、変だろ？男が男を好きなんて。』
「おかしくないよ！！んなのな、可笑しいって言ってるやつがおかしいもん！どんなジェシーでも受け止めてやる！分かったか！！」
思わず俺は頷く
すると彼は微笑み
「よっし、遊ぶか！！」
と言いカフェを出てまたいちょう並木へ歩き始めた。
俺の心は軽く今すぐにでも高地に報告したかった。
「俺も高地と話したいんだけど」
『だめ！！』
「何でだよ！！」
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愛萌。（まなめ。）(プロフ) - ventさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです…！書こうかなと思ってます。伏線回収出来るか分からないのですが、試行錯誤しながらまた書こうと思います。次回作も楽しみにしていただけるように頑張ります！ (2020年5月11日 11時) (
レス) id: fc2fa01877 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - ジェシゆごが好きで永遠様の作品にたどり着きました。完結おめでとうございます。短編含め更新される度に楽しませて頂いており、こちらの伏線も気になっていてよろしければ続けていただきたいと勝手ながら思っております。次の作品も楽しみにしております！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠 | 作成日時：2020年4月22日 16時
