を ページ23
数ヶ月後。
『みたいな感じだったかなぁ。』
「へぇ、こーちもそんな生活送ってたんだ。で、お母さんどうなったの？」
『分かんないけど、まだ縁は切ってないらしいよ、婚約も飛ばしたみたいな。もう好きに生きなって最後に言われたけどね。』
今はジェシーとカフェにてデート(？)をしている。まぁただ思い出話を聞いているようなもんだが。
彼と離れていたとき半年ぐらいお互い忙しくて連絡取れなかったから埋め合わせのようなものだ。
最後に母親に…会ったのはいちょう並木。
「しつこい親だったのかもしれないけど、あんたを思ってなの。それだけは分かって。好きなように生きな。誰を好きになっても後悔だけはしないでよ。」
といきなり声をかけられ去った。
…なんかなぁ。何があったんだろ、と思ったがいろんな人が説得しただの…と後々聞いた。
『そういえば、ジェシー日本に帰ってきてどうなったの？』
「あぁー。うん、北斗と樹と仲良くしてるよ。俺就職先決まったし。」
『は？初耳なんだけど、お前帰ってきてから何ヶ月たってると思ってるのさ。』
「いや、だって言うの忘れてたんだもん。俺音楽の方に行くんだー！」
『へぇ、良かったじゃん。』
「なにそれ、冷たい」
と頬をつままれる。
『いはい、やへて…』
そう言うと彼は離してくれた。
あ、
『そういえば、北斗さん？と樹くん会ってみたいんだけど』
「え、だめだよ惚れちゃうじゃん。」
『惚れないから、俺惚れるならジェシーだけだし』
なんて言えば急に顔を赤くする彼。
「もー！！なんでそんなに俺が喜ぶことどんどん言うの！？」
『へ…？』
「もー可愛い！！本当可愛い！！」
『うっさいし恥ずかしいから…ここカフェ…。』
「…もー、なんでそんなに可愛いの？」
俺可愛いのか？
『そんなこと、言われても…。』
「まぁ、先生の言葉嬉しかったので今度会いたいか聞いてみます！嫌とか言ったらごめんね？」
『まぁ、そのときはいいや。』
断られないように、そう願っちゃう俺もいたけどさ、
やっぱ好きなジェシーの仲良い人って会ってみたいじゃん？ね？
ちょっと期待しちゃうじゃんね？
なんて思いながら彼と思い出話で盛り上がっていた。
…また、仕事頑張れそう。
その笑顔を見て思った。
彼の笑顔が、俺は大好きだ。
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愛萌。（まなめ。）(プロフ) - ventさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです…！書こうかなと思ってます。伏線回収出来るか分からないのですが、試行錯誤しながらまた書こうと思います。次回作も楽しみにしていただけるように頑張ります！ (2020年5月11日 11時) (
レス) id: fc2fa01877 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - ジェシゆごが好きで永遠様の作品にたどり着きました。完結おめでとうございます。短編含め更新される度に楽しませて頂いており、こちらの伏線も気になっていてよろしければ続けていただきたいと勝手ながら思っております。次の作品も楽しみにしております！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠 | 作成日時：2020年4月22日 16時
