愛情の注ぎ方. (ページ24)

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一刻も、ページ24

３週間後。

安田さんに呼ばれてお店へ。

ｶﾗﾝｺﾛﾝ…

安「あ、お久しぶり。とりあえず、ここ来て！」

言われた通りに席に座る。

安「あんなぁ。俺ら聞いたんやけど、不倫も何もしとらんかった！

ただ…

あ、これは関係ないや。気にしないで！」

いやいやいやいや

気になるんですけど。

なんて言えるわけもなく。

渋「とりあえず今週末兵庫行け。…これが住所、これが行き方。新幹線の切符はこれ。

絶対行け。予定なんてないと思うけど。」

図星。

錦「ほんまに！浮気しとらんから！とりあえず行ってな！？んでさ、横山星華ちゃん知っとる？」

有名も何も大ファン。

活動休止中なんだけど、めちゃくちゃ可愛い女優。

同じ横山でもこんなに違うのか、って感じ。

『好きというか大ファンです！』

安「そっかー、かわええもんなぁ。はよ復帰して欲しいわぁ。」

その後も他愛の無い会話を続けているとだいぶ遅い時間に。

『明日早いのでこれで…。お金はこれです。土日で行って話し合えたら話し合いますね。結果はちゃんと報告したいと思います。』

三人は少し微笑んでからまた会話を始めた。

夜道を歩きながら

…ただ謝るだけ、それだけがしたい。

そのことばっか考えていた。