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「…やっと来てくれた。
今日も可愛いね。」
そう言って口説いてくれる信五さん。
服を脱がされたら
時が止まったような感覚になる。
『し、信五さん…』
「ちゃうやろ。激しくするで？」
『し、ん、ご…』
「よく出来ました」
そう言ってキスをする。
ダメなこと、分かってる。
夫がいるのに
バレないように結婚指輪を外して
携帯も工夫したりして
あぁ、ハマってるんだな、私。
抜け出せない罠。
『はぁ、はぁ……』
「可愛かったで？？」
そう言って寝る信五さん。
これがいつも通り。
ごめんね、裕くん。
沼にハマったら抜けられない。
気づいてない…よね？
急に睡魔に襲われて私は眠りについた。
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作者名：永遠 | 作成日時：2018年10月30日 17時
