29 道案内 ページ32
お互い顔を向き合わせているが、サングラスのせいかドフラミンゴの表情は一向に読めない。
センゴクさんへの用事が本当にあるか信じられないが、
ここで野放しにして機密情報などが漏れる方が危険だ。
それに、センゴクさんであれば何かしら対処してくださるだろう。
そう判断した私はドフラミンゴをセンゴクさんの元へ案内することにした。
貴「では案内しますのでついてきてください。」
と声をかけ進もうとすると、私の体が勝手に違う方向へ歩き始めた。
私の体は意思とは関係なくドフラミンゴの方へ一歩一歩、歩みを進めていた。
貴「なにっこれっ、体が勝手に？！」
体が勝手に動かされるゾワゾワとした気持ち悪さを感じ、思わず声が出た。
するとドフラミンゴは笑みを深め、歩み進める私をその胸へ迎え入れようとしていた。
危険だと判断した私は、今までで使ったことのない筋肉まで駆使して全力で抗った。
腕や足の筋肉がミシミシと鳴り、インナーマッスルも悲鳴をあげそうだ。
すると、私の体は動きを止め中途半端に足を上げた状態で止まることができた。
さらに全力で力を入れ体を元に戻そうとすると、パッと体が軽くなり自由が戻った。
一体何が起きたんだ？と混乱していると、ドフラミンゴは大きな声で笑い出し先を歩き出した。
ﾄﾞﾌｨ「フッフッフッ、さぁ、行くぞ。嬢ちゃんヨォ。」
まるで面白い物でも見たかのように笑い続けるドフラミンゴは至極不気味だが、案内人が追い抜かれてはいけないため急いで追いかける。
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モクレン(プロフ) - <みんと色様 貴重なコメント誠にありがとうございます。36、37話修正いたしました。 (4月1日 9時) (
レス) id: 127f12fb6b (このIDを非表示/違反報告)
みんと色 - 海軍本部のおつるさんは平仮名にしないと和ノ国のお鶴さんと被りますよ。 (3月29日 23時) (レス) @page46 id: 12fd651767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モクレン | 作成日時：2024年3月12日 15時
