今日:4 hit、昨日:54 hit、合計:1,514 hit
小｜中｜大
22 傷心 ページ24
数日ぶりに職場に戻ると、相変わらずクザンさんの机の上には書類がたっぷりと溜まっていた。
しかも前より増えていないか？と疑うほどだ。
加えてなんだか部屋の空気が重く、少し寒気まで感じる。
原因を辿っていくとクザンさんが机の上で項垂れていた。
サボって寝ていたりするクザンさんだが、ここまで傷心した姿は初めてだ。
不安になった私は恐る恐る声をかける。
貴「あの…クザンさん？大丈夫…ですか？」
ひんやりした空気が動いた気がしたと思ったら、クザンさんは起き上がって私の方を見た。
ｸｻﾞﾝ「Aちゃん…おかえり…
あと昇格おめでとう…
でも俺の管轄から外れちゃうんでしょ…？」
クザンさんはまるで吹けば飛ぶような元気のない声で私を迎えた。
なんなんだこの空気は？
しかも管轄が変わるとは？
先程、管轄は変わらないとセンゴクさんから聞いている。
そんな寒い空気に飲まれ混乱しかけていた私だが、段々と状況が掴めてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モクレン(プロフ) - <みんと色様 貴重なコメント誠にありがとうございます。36、37話修正いたしました。 (4月1日 9時) (
レス) id: 127f12fb6b (このIDを非表示/違反報告)
みんと色 - 海軍本部のおつるさんは平仮名にしないと和ノ国のお鶴さんと被りますよ。 (3月29日 23時) (レス) @page46 id: 12fd651767 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モクレン | 作成日時：2024年3月12日 15時
