14話 ページ14
マレウス「どこに行くんだ」
A「えっ」
なぜか、マレウスが私の手を引っ張ってくる それを見た周りもより一層ザワザワし始める
マレウス「なぜ、僕を無視する」
A「えっ、いや、無視したわけじゃ…」
どういうこと？？え？？ソフィアさんに話しかけてたんじゃないの？？
マレウス「わざわざ僕が出向いたのに、無視ならず逃げようとするなんてな」
A「えっ、あっ、ごめんなさい…」
混乱しすぎて思考が定まらない。 なに？どういうこと？？
マレウス「僕に何か言うことは？」
A「えっと、大会頑張ってください…？」
訳もわからずとりあえずエールを送る
マレウス「あぁ、ではな」
満足そうな顔をしてマレウスは控えメンバーのところに帰っていく。
(え、それだけ？なに？？本当になんだったの？？)
全く理解ができず、立ち尽くしている私の肩を誰かがポンと叩く。
横を見てみると女神のような笑顔を浮かべるソフィアさんがいた。
こんなにも美しい笑顔なのに目が笑っていない。背筋がゾッとする
ソフィア「随分マレウス様と仲がよろしいようですが、どういうお関係で？？」
A「えっと、それは…その」
ソフィア「はい」
威圧感がすごい。
今にも押し潰されそうだ 逃げたい、今すぐこの場から逃げ出したい。
A「先日、お友達になりまして…」
ソフィア「まぁ！お友達に？だからあんなに仲がよろしいんですね。羨ましいです」
ニコニコと笑顔を保ちながら朗らかに言われる。怖い。
そんなことをしていると、選手たちの入場の時間になっていた。
観客達もコロシアムに向かい始める。
私も向かおうとした時、ソフィアさんに耳打ちされた。
『______身の程を知りなさい』
A「えっ」
ソフィア「さっ、早く行かなくては、席がなくなってしまうわよ？」
彼女はにっこりと笑ってそう言い残し行ってしまった。
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ユイ - やっべえ最推しが仕事してるわ愛してるぞマレちゃん (2022年10月30日 1時) (
レス) id: 546cca6b35 (このIDを非表示/違反報告)
miog553(プロフ) - マレウス様にしかなし得なさそうなこと盛りだくさんで面白かったです。完結ありがとうございます。ちなみに、これはハッピーエンドではなくメリーバッドエンドだと思うので、よければその概念を知っていただければ幸いです。☺︎ (2022年7月23日 14時) (レス) @page28 id: 74fab90c50 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - ハッピーエンドおつかれ様です！！！これからも応援してます！！！ (2020年11月15日 0時) (レス) id: e127b99774 (このIDを非表示/違反報告)
ノアネコ(プロフ) - マレウスこっわ！でもまじで好きです() (2020年8月30日 19時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 私は「ハッピーエンド」に対して固定観念を抱いていたようです………これも、この小説の、マレウス・ドラコニアのハッピーエンドなのですね………！短編なのにぞくっとしました。面白かったです！！ (2020年7月23日 15時) (レス) id: 9cd1e2c3d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マレウス美味しいｐｒｐｒ
| 作成日時：2020年5月15日 11時
