魔法使いな生活【我々だ】 (ページ9)

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...あれっ？ページ9

鬱「…しかし、今どきになって魔法で本を取らない子がいるとは～」

「…あ、ははは」

(バレてないんだよね！？じゃあ早いところ逃げよう！)

「本ありがとうございました！私はこれで！」

そう言って去ろうとする彼女を鬱は腕を引き抱きしめながら言った

鬱「…そんなにすぐ行かないでよ、ねぇ？Aちゃん？」

「…やっぱり！」

鬱「ふふっ、前はトンチ達でよく見えんかったけど、可愛い反応やな～」

(…なんで、無効化したはずなのに…魔道会の中に記憶系の個性がいたとか？Sランクの彼らなら有り得るか？…けどひとまずは逃げなきゃ！)

しかし、Aは逃げようとしても、鬱に抱きしめられた状態なので動けるわけもなかった

「…離してください！！」

鬱「離すわけないやん～グルちゃんとこに行くまでは離さんよ～けど、その前にAちゃんといい事して…」

そう言って鬱はAの来ているローブの中から、手を入れ、フードをとった

「ちょっ！」

鬱「へぇ～前はフードで見えんかったけど可愛い顔してるやん！これはもっと楽しめそうやな～」

「やめてくださいって…！」

鬱「そんな事言わずにさ～楽しもうや、なっ？Aちゃん？」

Aは鬱の放つ【魅了】の魔法に負けない様にするのに精一杯だった

(甘い香り…気を抜いたら飲み込まれそうになる…)

鬱はドンドン彼女の服に手を潜り込ませていった