おっと？ ページ15
「…っ」パチッ
エミ 「…おや、目を覚ましましたね」
ゾ 「おはよう！A！」
「…エーミールさんにゾムさん…？…ここは…あぁ、魔道会室…」
エミ 「そろそろ降ろしますよ、ゾムさんの後に続いてください」
「…はい」
Aはエーミールに降ろされ、ゾムがノックして入る後に潔く続いた
(…家系魔法も使っちゃったし、魔道会さん達に対して魔法使っちゃったから退学かな？退学なら嬉しいんだけどな…)
「…失礼します」
そう言うと、ゾムは役員の方にエーミールはA
の後ろについた、恐らくまた無効化で記憶を無くさない対策であろう
グ 「やぁ、一週間ぶりかな？イオ・Aさん」
「Aで結構です」
グ 「…ではA、本題に入ろうか」
(退学…退学…退学…退学…退学…)
グ 「…すまなかった」
「へっ？」
グ 「この一週間、魔道会で調べてみたところ、君は何もしていなかった、何もしていないどころかいじめられていて、今回もその一貫であったこと、魔道会として、会長として、1人の生徒として本当に申し訳なかった」
コ 「…俺も、お前の師匠のことすまんかった…」
「…えっ、あ、あの顔を上げてください」
(退学どころか、魔道会の人に頭下げさせちゃったよ…！？)
「…私は慣れてるので大丈夫ですから…ね？」
グ 「…本当はその慣れはダメな慣れなのだが…以後そのいじめも無くす。」
「…ありがとうございます」
グ 「…ではこれで魔道会役員は帰って大丈夫だ、A…本当にありがとう」
「いえ、こちらこそありがとうございます」
そう言って、魔道会役員が出ていき、グルッペンを残した、トントンとオスマンに続きAも出ようとした時
ト オ (クルッ)
トントンとオスマンが扉を閉め、扉を背にAの方を向いた
ト 「…すんまへんな…イオさん」
オ 「仕方の無いことめぅ〜」
「…へっ？」
グ 「…それではA、本当の本題に入ろう」
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作者名：木瓜（もけ吉） | 作成日時：2019年11月19日 22時
