私の救世主は涼太先生でした。2

▽ ページ23

『おはよ！』


友｢おはよう、もう元気になったね！｣


飛｢今度目腫らしてたらアイライナーで顔に落書きしてやるんだから。｣


『はいはい、ありがとう。』









涼太ともうまくいって、幸せすぎる。
もしやすごく悪いことが起きる前兆か？？


なーんて考えていたら、あんまり話したことのないクラスメイトから呼び出される。









ク｢あの、橘さん。ちょっといいですか？｣


『えっと...』


飛｢あ、小野！告白か？？｣


小｢...｣


飛｢なんだよー、冗談通じないなぁ...｣


『ご、ごめんね 小野くん。』









小野くんについていき、屋上に続く一番端の階段までやってきた。









『こんな人のいないとこまで...どうしたの？』


小｢俺と付き合ってよ。｣


『えっと...どうして私なんか...？あんまり話したこともないのに。』


小｢教室で変な声出したりして、そういう系の人なんでしょ？｣


『なっ！』









佐藤くん以外にも気づいてる人いたんだ。なんか結構 地味な人って思ってたし考えてもなかった...


てかそういう系の人って何！？つまり体目当てってこと...？









『急に何言って...』


小｢俺と付き合った方がいいと思うよ。｣


『いい加減にして！そんな人とは付き合えない！』


小｢どうしても？｣


『無理って言ってるでしょ！』


小｢残念だなぁ...言う通りにしたらこの写真は捨ててやろうかと思ったのに。｣


『写真ってなに.....』









ﾋﾟﾗｯ＿＿＿









彼が私に見せてきた写真には









ホテルから手を繋ぎながら出てくる私と涼太が写っていた。

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