私の救世主は涼太先生でした。2

▽ ページ14

〜学校〜


『おはよう。』


飛｢おは...｣


友｢ちょっ、どうしたのA！目赤いじゃん！｣


『あ、えっと、感動映画見すぎて...』


飛｢仕方ない、飛鳥様のメイクで可愛さ10倍にしてやろう。｣


『え、いやいいよ...』









ー20分後ー


『うわ...詐欺じゃん...』


飛｢あ？｣


『いえ、ありがとうございました。』


友｢A可愛い！｣









いい感じに赤みも隠されていて、少し腫れていたまぶたもだいぶ軽くなった気がする。









涼｢はい、席について〜｣


『.....っ！！』


涼｢出欠を取ります。足立さん.....｣









顔上げられない...

なんで家から出て行ったのって聞くべき？
それとももう関わらない方がいいの？


うん、そうだ。元に戻ったと思えばいい。
最初は行くの嫌だと思ってたんだから！









涼｢橘さ...｣


『はいっ！』


涼｢すごく元気で何よりです(ﾆｺ｣


『えっと...』









あれ？いつも通り？









涼｢はい、じゃあ一時限目遅れないようにね。｣


『｢はーい。｣』









ホームルームが終わって、涼太が廊下に出た瞬間を見計らい私も廊下に走る。









『りょ.....』









ｽｯ＿＿＿＿＿＿＿









『え？』









しかし、涼太は振り返ることもなく去っていった。

話しかけるなってこと...？

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