検索窓
今日:9 hit、昨日:7 hit、合計:81,359 hit
小｜中｜大

15試合 悔しさ ページ17

坂井『別にいいんだ…悔しいけどな俺の背番号7番をつけた姿より慎也の方がいいんだ』

坂井は下を向きながら言った

片岡『お前らはどうなんだ？』

またもや沈黙が訪れた

哲也『坂井が言ったのなら俺は反対しません』

俺の一言で『俺も』という声が聞こえた

片岡『決まったな背番号7番は慎也に渡す』

全員『はい！』

片岡監督…

それから背番号配りは再開した

晴香『8番か…これでわかったねみんな慎也を待ってるんだよ』

飛ばして

結城家

母『慎也哲也 将司ご飯できたよ』

リビングから母さんの声が聞こえた

俺らは一緒のタイミングで階段を下りた

ｶﾞﾀｯ

将司 哲也 慎也『いただきます』

母『はい』

そう言って母さんもご飯を食べ始めた

母『哲也は何番もらったの？』

哲也『3番』

母『3番か…将司も一桁だもんね』

母さんはそう言って笑っていた

慎也『……』

哲也『慎也の背番号もあるぞ7番が』

慎也『え…』

将司 哲也『ごちそうさま』

そう言って2人は自分の部屋に戻った

母『で…久々の野球どうだった？』

母さんは身を乗り出して聞いてきた

慎也『バッディングはやってたから落ちてないけど…球速が…』

母『やっぱり球速ね…走り込み始めないと』

慎也『やってるよ』

母『そうなんだまあみんな待ってるんだから良かったじゃん』

そう言って俺が食べたご飯のお皿と自分のお皿を母さんは流しに持っていった

ジャー

母『あなたは今のままの性格でいいんだよ』

慎也『…』

母『いつも言ってるでしょ哲也が持ってないものをあなたが持っててあなたが持っていないものを哲也が持ってる』

そう言って俺の頭を撫でた

母『あなた達はそれでいいのよ』

慎也『母さん…』

母『てかでかくなったね』

お決まりのセリフ…母さんはいっつも俺が落ち込んでたりするとこの言葉を言って慰める

慎也『でかいのは遺伝子』

母『そうでしたね』

そう言って俺は自分の部屋に戻った

ガチャ

将司の部屋のドアが開いた

将司『兄さん球速上げたいならはい』

そう言って文字が書いてある紙を渡してきた

慎也『え？』

将司『トレーニング』

慎也『おう…』

将司『野球部に戻るなら』

慎也『わかったわかった』

そう言って俺は紙をもらって部屋に入った

16試合 1回戦目は→←14試合 背番号7番



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.7/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
設定タグ：ダイヤのA , 結城哲也 , 男主   
作品のジャンル：アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

安楽(プロフ) - 桃奈さん» たまには野球部からの設定ではなくて他の設定がいいかなと思ったので幽霊部員にしてみました！応援ありがとうございます (2015年8月15日 12時) (レス) id: 9985c9f55d (このIDを非表示/違反報告)
 桃奈 - 幽霊部員からのスタートっていいですね！これからも頑張ってください！応援してます (2015年8月15日 11時) (レス) id: 1dcbacb7f5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：安楽 | 作成日時：2015年6月30日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。