11あしあと ページ11
そして午後の昼下がり
子供と言えば元気。元気といえば遊ぶ
そういう事。みなぎるエネルギーが身体を動かしたがっているのだ
「ほら！投げるぞファング！」
「アオン！」
絶賛エース達とボールで追い掛けごっこをしている
いやさ。小さい頃とか結構楽しかったよなって思う
でも今は
うおーー！！！めちゃくちゃ楽しいーー！！！
車のスピード音が今にも聞こえてきそうな勢いでボールを追いかけ回している俺
そしてちょこちょこ走りなので時々転ぶ。あのほら。よくテレビで見るやつ。子犬子猫特集とかの番組の
その度にエース達が悶えてるのが面白すぎる
いや俺も見てる側だったら悶えるけれど
「可愛すぎる……なんて可愛すぎるんだ……！」
サッチ。余りにも感激して涙を流す
「なんでこう、パシャッと出来るものがねェんだ！ちくしょう！」
エース。恐らくカメラの事を言ってるんだろうが語彙力を無くす
「この瞬間を収めてえのによォ……くそうっ！！」
ラクヨウのおっちゃん。多分動画を撮りたいんだろうな…俺がスマホ持ってたら貸すんだが
勿論この世界にはスマホなんてものは無く、電伝虫？だったか
あれで通信のやり取りや映像でのやり取りをするらしい
能力者とか色々と凄いやついる割にそこら辺は意外と未開発なんだな……いやまぁ漫画の世界だしそこは仕方ないんだろうけど
「キャワ！？」
なんてよそ見をしていたらボールに足がつまずき、バランスを崩してその場にコテンと倒れる
くそう……流石にまだ動きが慣れねえ……！
子犬ということもあり。まだ動きが色々と鈍い時がある
そして俺の今の行動を見た船員が全員「あ゛あ゛あ゛あ゛！！」と胸を抑え悶える
いや推しを見て阿鼻叫喚するオタクのTLやん…
「可愛すぎる…可愛すぎるぜ……」
「くそ……コーヒーに付けて食っちまいたいとはこの事か……」
「ファング……ありがとよ……癒しをくれて……」
いや。まぁ……おう。
男どもは涙を流していた。天を仰ぎながら
それ公式から推しが不意打ち投下されて感謝するオタクだってばよ
そんな光景をやや呆れながら見ているマルコと白ひげのオヤジさん
オヤジさんが一言
「天下の白ひげ海賊団が子犬1匹にこの体たらくたァなァ…」
うん。あの……
なんか……すんません………
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 886人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
gxh - 更新待ってます！ (2月1日 21時) (
レス) @page25 id: 9d014a95bc (このIDを非表示/違反報告)
沙々鳴(プロフ) - フウマさん» フウマ様はじめまして!!労いのお言葉ありがとうございます!!🙏✨久々に更新が出来ました!!コメントしてくださりありがとうございます!!😊 (11月6日 10時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
沙々鳴(プロフ) - 十六夜紅葉さん» 十六夜紅葉様こんにちは!!分かります!可愛いともふもふは正義ですよね!!✨海軍も顔負けですよ!!(?)ご感想とコメントありがとうございます!!😊 (11月6日 10時) (レス) id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - 初めまして、更新お疲れ様です！ (11月5日 13時) (レス) @page24 id: 20896eb70c (このIDを非表示/違反報告)
十六夜紅葉(プロフ) - かわいい､､､。やっぱりもふもふ最強ですね！ (2022年12月18日 8時) (レス) id: 3b8feebb6c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
