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『気を取り直して…。
これからここに住むことになったパクノダとフィンクスだよ。
長いからパクとフィンね。』
「よろしく！」
「まあよろしくな。」
シャルはいつも通りのフレンドリーな笑顔ですぐ仲良くなれそうだな。
クロロは渋々って感じだけど。
「てか、マチは何で気絶してるんだ？」
『いや気絶なんてしてないよ。
ただ眠ってるだけ。』
「まさかAが…？！」
『違うよ…いやあれは私が原因か…。』
「Aは怒ると怖いからな。」
「パクとフィンも気をつけた方がいいよ。」
『よし、シャルとクロロ今夜の食後のデザートはなしね。』
「えー！」
「鬼！悪魔！人でなし！」
『随分毒舌になったなぁ。
またクロロの仕業か…。』
「バレたか。」
『そういう知識を蓄えるのはいつも本読んでるクロロしかいないでしょう。』
はぁ…本当に騒がしくなったな、ここは。
若干二人引いてるけど…。
これからもっと騒がしくなりそうだな。
ま、何とかなるか。
「ん…。」
「あ、マチ起きた！」
私の腕の中でずっと寝たきりだったマチがようやく目を覚ました。
「あれ…アタシ何で寝て…ハッ…？！」
目が覚めて一番に私と目が合い、明らかに怯えるマチ。
嫌われたかな、これ。
『ごめんね、マチ。
あの時マチが勝手に店の前から離れたことに対してとても心配してたんだよ。
だからつい感情的になって頬叩いちゃった。
ごめん。』
そういうことだったのかとマチは少し肩の力を抜いた。
「大丈夫。勝手にあそこから離れたアタシも悪いし…。」
「一件落着だね！」
「まあ、俺的にはAがマチの頬を叩いたことに対する驚きが隠せないがな。」
うん。表情ひとつも変わってませんよ？
『私だって君たちのこと大切に思ってるんだから心配しすぎて怒ることなんてしょっちゅうだよ。』
「愛されてるなぁ、俺たち。
俺たちももちろんAのこと好きだけどね！」
『ありがとう、シャル。』
「えへへ〜。」
頭を撫でると嬉しそうに顔を赤らめるシャルは可愛かった。
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きなこもち(プロフ) - ひぃさん» ありがとうございます！更新頑張りますヽ(´▽｀)/ (2021年5月29日 6時) (
レス) id: 9b397e807b (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 出てくるメンバーが可愛いくて、でも真面目？な雰囲気の話もあって、めっちゃ面白いです…！続きの更新が楽しみです！ (2021年5月28日 18時) (レス) id: 21a845e247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこもち | 作成日時：2021年5月4日 10時
