61 ページ12
『緊張してるの？』
「まあ…少しな。」
『少しだなんて見栄張っちゃって。』
「うるさい。」
『はいはい、次はクロロだよ。』
「分かってる。」
クロロは肩に力を入れながらコップの前に立った。
そして発を行う。
その様子を子供たちは静かに見ていた。
明らかにさっきと空気が違う。
彼らもまた緊張していたのだ。
何故かは分からないが私も緊張していた。
不思議なこともあるもんだ。
するとクロロの葉っぱが突然消えた。
「「「？！」」」
皆は目を丸くしている。
クロロ本人も状況が把握出来ていない様子だった。
『おめでとう。クロロは特質系だよ。』
「え…。」
「えー！クロロずるい！」
「ワタシは変化系でいいね。」
「アタシも。でも強化系にも興味あったんだけどな…。」
「Aと…一緒か？」
『うん。私と一緒だよ。』
そう言うと分かりやすく嬉しそうに頬を赤く染めるクロロ。
そんな反応されるとこっちまで恥ずかしくなってしまう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きなこもち(プロフ) - ひぃさん» ありがとうございます！更新頑張りますヽ(´▽｀)/ (2021年5月29日 6時) (
レス) id: 9b397e807b (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 出てくるメンバーが可愛いくて、でも真面目？な雰囲気の話もあって、めっちゃ面白いです…！続きの更新が楽しみです！ (2021年5月28日 18時) (レス) id: 21a845e247 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこもち | 作成日時：2021年5月4日 10時
