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そこから自己紹介からだべりに変わり、虎杖が特級呪霊、"宿儺" の器であることを知った。
「飲み込んだァ?特級呪物を!?うぇぇきっしょ!」
衛生観念がきもいと野薔薇はその場でドン引きした。伏黒と一緒に、正直ちょっときしょいと思ったAは野薔薇の証言にうなづいた。
なんだとォ!?っと当の本人である虎杖は怒ったがこれは致し方ない。お前が悪い。
なんやかんやで新入生交えた1年ズで東京観光に行くという話になってきた。車での五条と伊地知の会話から察するにきっと呪霊退治なんだろう。あまり人をぬか喜びさせるのは良くないな、とAは五条の横から顔だけ出した。
しかし初めての都会に心底楽しそうにはしゃぐ野薔薇と虎杖をみて、東京観光の真の目的を話すのは諦めた。
そこから移動してAら一行は、ひとつの廃れた廃ビルの前にいた。
中から複数の呪力を感じた。
特段強い訳ではなさそうだった。階級で言うなら4級くらいだろうか。
一方、六本木にお洒落で今ドキな観光を夢見ていた2人は、五条に期待を大きく裏切られ怒っていた。
それをガン無視し五条は呪霊が集まった理由を説明しだす。
今言うべきことではないが、Aは虎杖と野薔薇の言う "地方" に少し興味があった。元々ファッションや流行には興味がある訳でもないし、どちらかと言えば平穏な街で静かに暮らしたいタイプだった。
…今度、行ってみようかな。
五条を誘おうかと思ったが、静かになりたいが為に行く地方に五条が居ては意味が無いな、とAは思ったため一人で行くことを決意した。少し失礼だろうか。
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ねむい(プロフ) - れもんくんさん» ありがとうございますぅ!少しずつ更新していきますのでこれからもよろしくお願いいたします^^ (2021年4月6日 22時) (レス) id: 37fb8075be (このIDを非表示/違反報告)
れもんくん(プロフ) - めっっっちゃ面白いです!更新頑張ってください!今のうちに古参アピしとこっ((コソッ (2021年4月6日 9時) (レス) id: 4fa0c92de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむい | 作成日時:2021年3月30日 23時