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貴方side
今私は一兄に本丸の案内をしてもらっている
どうやらこの大きな屋敷は本丸と言い、兄弟達以外にもたくさんの人達が住んでいるらしい
一「さ、ここが粟田口の部屋だよ」
そっと障子に手をかけ、ゆっくりと開ける
中には私の兄弟がいた
その事に涙が出そうになるがこれ以上は迷惑をかけれないので、グッと堪える
兄弟達は一つの大きな机を囲んでトランプをしているため、私と一兄の存在には気づいていなかった
一兄がパンパンッと手を叩くとみんな一斉に此方を見た
視線が一気に私に集まり、緊張してしまう
そんな私の緊張は次の瞬間なくなった
信「懐もぐらせてー！！」
凄い勢いで突進してきた信濃
おかげで私のお腹はジンジンしている
そんな信濃を見てか、他の兄弟達も便乗するように抱きついてきた
『A姉さーーん！』
乱「A！久しぶりっ！」
厚「また会えて嬉しいぜ！」
後「俺も！」
グイグイと私に抱きついてくる兄弟
粟田口は人数が多いから流石の私も潰されそうだった
やばい……苦しい……
ってあれ？なんかみんな背が縮んでる？
弟達はそんなに変わっていなかったが、薬研達は身長が確か170�儷瓩�あったのに今では中学生の時くらいの身長になっていた
周りを見ると鯰尾兄さんや骨喰兄さんの身長も縮んでいた
頭に疑問を浮かべていれば兄弟の中でもっとも兄貴らしい薬研の声が聞こえた
薬「おいおい……Aが潰れそうだからその辺にしてやれよ」
薬研がそう言えば、みんなは『はーい』と声を揃えて私から離れた
流石っす！流石アニキっ！！
身長が縮んでもアニキはアニキですね！！
薬研の男前は身長が縮んでも関係がなかった
傍で一兄が微笑ましそうにそれを見ていた
しかし、すぐに深刻そうな顔をして
一「A、少し部屋を出てもらってもいいかい？」
貴「え、うん、構わないよ」
きっと私が聞いてはいけない話なんだろう
一兄の雰囲気からそれが伝わってきた
だから何にも触れず、黙って部屋を出た
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アリス(プロフ) - みーさん» おもしろいといっていただき光栄です！ありがとうございます！！ (2017年1月29日 17時) (
レス) id: f951ceb040 (このIDを非表示/違反報告)
みー - とってもおもしろいですね (2017年1月14日 20時) (レス) id: 9fb35459b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - レイナさん» いえ、勘違いではありません！厚くんがいないのは完全に私の失態でした！すみませんm(__)mご指摘ありがとうございました！！ (2017年1月7日 18時) (レス) id: f951ceb040 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ - これって、私の勘違いですか？ (2017年1月6日 22時) (レス) id: ac42d8b61c (このIDを非表示/違反報告)
レイナ - なぜ、一％の設定みたいなところに厚がいなくて、乱がいるんですか？ (2017年1月6日 22時) (レス) id: ac42d8b61c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2016年12月17日 20時
