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手入れ部屋から大広間に到着したら、中からは沢山の人の声が聞こえた
兄弟以外にどんな人たちが居るのかな？
「＿＿＿＿＿＿！」
「＿＿＿＿＿＿！」
「＿＿＿」
耳を澄まして会話を盗み聞きしようとしてもなかなか出来なかった
薬研は襖に手をかけ、私に目線をやってから
「入るぞ、準備はいいか？」
と、小さい声で言った
準備とは恐らく心の準備の事だろう
私は深呼吸をしてから
コクりと頷けば
薬研はそっと襖を開けた
主「お、やっときたか」
大広間に入れば、一番真ん中の誕生日席と言われるところに主がいた
主はその隣をポンポンと叩き、おいでと言った
私は主に従い、主の隣に座った
主「それじゃあとりあえず自己紹介からだな、A出来るか？」
貴「はい！白雪Aです！一応粟田口派です！よろしくお願いします！」
勢い良く頭を下げれば
ちらほらとよろしくなーなどと聞こえて
ほっと息をつく
主「えー、見ての通りAは唯一の刀剣女士だから、その辺を忘れないように！」
『はーい』
主「よし、じゃあ夕餉を食べるか」
主がいただきまーすと大きな声で言えば他の人たちもいただきまーすと声を揃えていった
私も一緒になって
手を合わせ、いただきますと言った
……
貴「美味しかった〜」
私は今、一人で縁側に座って月を見ていた
今は春の季節、だから月と桜がいい感じに夜空を飾っていた
歓迎会……という名の飲み会は大広間でまだ繰り広げられているため、大広間の方から騒ぐ声が聞こえる
「今日は綺麗な満月だな」
背中から声をかけられ、振り向く
そこには三日月宗近さんがいた
貴「三日月さん……」
貴方も月に負けないくらい綺麗ですよ
と、口から出そうになるのを押さえた
貴「どうしたんですか？皆さんとお酒飲まなくていいんですか？」
三「ん、まあな……少し酔ってしまってな……」
三日月さんの顔をよく見るとほんのりと頬が赤みがかっていた
貴「お水持ってきましょうか？」
三「ん……よいよい、ただ、少しこのじいの話相手をしてくれまいか？」
貴「別に構いませんよ」
三日月さんは私の隣に腰をおろした
その動作一つ一つに目を奪われるくらい綺麗だった
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アリス(プロフ) - みーさん» おもしろいといっていただき光栄です！ありがとうございます！！ (2017年1月29日 17時) (
レス) id: f951ceb040 (このIDを非表示/違反報告)
みー - とってもおもしろいですね (2017年1月14日 20時) (レス) id: 9fb35459b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - レイナさん» いえ、勘違いではありません！厚くんがいないのは完全に私の失態でした！すみませんm(__)mご指摘ありがとうございました！！ (2017年1月7日 18時) (レス) id: f951ceb040 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ - これって、私の勘違いですか？ (2017年1月6日 22時) (レス) id: ac42d8b61c (このIDを非表示/違反報告)
レイナ - なぜ、一％の設定みたいなところに厚がいなくて、乱がいるんですか？ (2017年1月6日 22時) (レス) id: ac42d8b61c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2016年12月17日 20時
