主(女)が、おじさんたちとﾜﾁｬﾜﾁｬするだけ。

けっこう、ずっと ページ8

ﾘｷ「いやぁ…トントンかなw」

築「いや、俺の方があるだろw」

『てかどんな会話だよw！』

それからしばらくして、ジョーさんが用事で帰った。

そして、日が傾き、二人して酒の缶を空けてしまう。

「ーーw！」

『ーーー！ーーww』

「〜w！！」

『あー、面白いw良い友達持ったわ〜w』

築「！…あのさ、来夢……」

『ん？』

築「…俺って、ずっとお前の友達のままなのか…？」

『……え？』

お酒に強いはずの築が、珍しく酔っているらしく、頬が少し赤く染まっている。

築「…ｺﾞｸｯ!…っはぁ……俺、ずっと我慢してたんだけど？」

『え、え？築？飲み過ぎだって、』

築「酔った勢いじゃないと言えない。」

『は、？話が読めないって！』

築「好きだ、来夢。けっこう、ずっと前から。」

『だから、///』

築「笑顔も、考えてる顔も、悔しそうな顔も、うれしそうな顔も…もちろん顔だけじゃないけど、色んなとこを見てきた結果、この結論に至ってんだよ。だから俺と…」

『まってって！』ﾊﾞｯ!!

築「む…」

耐えられなくて、築の口をふさぐ。

『…分かんないって、そんな、急に言われても……///』

築「……」ｸﾞｯ…

築の口を塞いだ私の手に触れ、力を入れる。

『っ……』

築「急って……ずっと言ってたはずなんだけど？気付いてなかったそっちも悪いでしょ？」

『…でも…///』

築「そんなの言い訳だろ？ねぇ、もっと触っていい？」

『え……///』

築「お願い、それ以外俺の気持ちが伝わりそうにない。」

ｸﾞｲｯ…

手を掴まれたまま、築の方へ引っ張られる。

そして、そのまま大きくて厚い胸へ倒れてしまう。

『っ……///』

思ってたより、築も緊張してたみたいで、心臓の音が早くなっていった。

築「……本当に、本当に好きなんだよ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回もご覧いただきありがとうございました
本格的にやしきずが犬系になってきました。
そして、次回から2話くらい、イチャイチャしてるだけだと思います。苦手な方、本当にすみません……

けっこう、前から→←けっこう、色っぽい。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す