主(女)が、おじさんたちとﾜﾁｬﾜﾁｬするだけ。

番外編　〜クリスマス2〜 ページ31

『はぁ…今日も残業か…』

１２月２５日も、仕事が終わらず残業をしていた訳ですが…

？「あれ、笠見さん？」

『！加賀美さん！』

加「こんばんは。もしかして…残業、ですか？」

『そうなんですよ…私の仕事が人より多いとかでもないんですけど…ただ仕事が遅くて…』

加「もう…残業もほどほどに、ですよ。」

『すみません、社長…』

加「まったく…あ、もう仕事終わりですか？」

『はい、今から帰る予定です。』

加「そうなんですね。…あ、もし予定が無ければ、ご飯でもどうですか？」

『！いいんですか？』

加「恥ずかしながらクリスマスなのに、予定が全くなくてですね…居酒屋とかで良ければどうかな〜、と…」

『そんな、私で良ければ是非！』

加「よかった…あ、もう行きますか？」

『あ、ちょっとだけ待ってて貰っても良いですか？データの保存だけしておきたくて…』

加「はい。じゃあ、よさそうなお店探しておきますね。」

『ありがとうございます！』

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『すみません、お待たせしました〜！』

加「いえ、大丈夫ですよ。行きましょうか。」

『はい！』

加「あと、会社も出たし、敬語外して大丈夫だよ。」

『あ、うん。ありがとう。』

そして、何気ない会話をしながら歩いていくと、活気のある賑やかな居酒屋が見えてきた

加「えっと…ここ、だな」

『へぇ、こんな所あったんだ！いい匂いがするなぁ』

加「そうだな。すみません、二人なんですけど…」

店員「はい！二名様ご案内でーす！」

『活気がすごい…』

加「だな。あ、笠見さんはなに頼む？」

『うーん、もうこの後予定無いし、お酒飲んじゃおうかなぁ』

加「おぉ、いいね、俺もそうしようかな…」

『！加賀美さん、今俺って…』

加「あ…失礼しました…」

『いや！不快とかじゃなくて！ただ格好いいなって！』

加「っ///！」

『あ、ごめん！変なこと言った！えと、これは違くて！』

加「あーいや、大丈夫…ただ、それ他の男にやらない方が良いかも…//」

『え、はい…』

加「んん"っ…！で、なに食べる？」

話を反らしお品書きを覗き込む

『えっと…焼き鳥とキムチで。加賀美さんは？』

加「うーん、唐揚げがいいな。レモンかけるタイプ？」

『どっちでも好きなタイプだなw』

加「そっかw」

優しく笑ってお品書きを閉じる

正直めちゃくちゃ惚れそう

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今回もご覧いただきありがとうございました
良いクリスマスをお過ごしください

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