番外編 〜お祭り3〜 ページ24
『あ、ありがとうございます…///』
リキ「いーえ。」
『あったかい……』
リキ「暖かいんだからぁ〜♪…つってねw」
『ふふっ、懐かしいですねw』
リキ「ねー。もう、10年くらいは経ってんじゃない?」
『そんなにですか?!』
リキ「え、もっと最近だっけ?」
『いや、わかんないですけど…時間経つのって早いなぁ……』
リキ「アンタいくつよw」
『あははっ。ていうか、力一さんっていくつなんですか?』
リキ「失礼だねぇw」
『あ、すみません……』
リキ「いや、いいのよwでも、年齢は秘密かな〜。ご想像にお任せします。」
『なんでですかw』
リキ「え、だって、俺ピエロだし、イメージ崩さないようにっていうこと。」
『えぇ??』
リキ「まぁ、表向きにはね。実際、結構おじさんだな…って思われたら嫌だもんw教えないよ。」
『そうですか…いつか教えてくださいね?』
リキ「もちろん。死ぬまでには教えるよ。」
『猶予が長くないですかw』
リキ「そんぐらいが丁度良いのよ。」
『えぇ〜w』
そんな下らない会話をしながら、屋台を回って行った。
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『いやぁ、楽しかったですね!』
リキ「ね!めっちゃ久しぶりのお祭りだったよ。」
『あの、力一さん、』
リキ「んー?」
『あー…また、来年も一緒に来ませんか…?』
リキ「!…急に可愛いこと言うじゃない。」
少しびっくりしている。
どんな表情もきれいだ。
リキ「もちろん、来年も再来年も一緒に来るよ。」
『!…ありがとうございます……///』
そんなこと言われたら、勘違いをしてしまう。
私に気がない癖に、どんどん私を沼に引きずり込んでいく。
わたしは、そんな力一さんに惚れたんだ。
リキ「ん、そうだ。これ、あげるよ。」
そう言って力一さんが取り出したのは、
緑色のフリルがついた、可愛らしい、白いリボンだった。
『!これ……』
リキ「来年も、よろしくね。」
『ありがとうございます!大切に使いますね!!』
やっぱり、力一さんは思わせ振りだ。
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今回もご覧いただきありがとうございました。
一応もう一度言っておきます。両片思いです。
今回で番外編は終了です。
次回からはチャプター5『笠見マコト』です。
次回も楽しんでいただけると幸いです。
7人がお気に入り
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匿名『M,N』 - 名無し【774】さん» コメントありがとう!1000hitもありがとう!!紹介してくれてありがとう!!!(ありがとうの三段活用) (12月18日 17時) (レス) id: 9bad2c1192 (このIDを非表示/違反報告)
名無し【774】(プロフ) - コメントばかりごめんm(_ _)m1000hitおめでとう㊗rkicのリクエストやってくれてありがとう、これからも応援してる。夢小説紹介しといたよ〜👍更新頑張ってね (12月17日 22時) (レス) id: 5473f4e886 (このIDを非表示/違反報告)
匿名『M,N』 - 名無し【774】さん» リクエストあざす!! (12月10日 18時) (レス) @page17 id: 9bad2c1192 (このIDを非表示/違反報告)
名無し【774】(プロフ) - リクエストいい?スルー可能◎rkicと二人きりでおでかけが見たいっす。おねしゃす🙇✌ (12月9日 21時) (レス) @page17 id: 5473f4e886 (このIDを非表示/違反報告)
匿名『M,N』 - えーみんチャンもかよw特定早すぎ! (12月8日 7時) (レス) id: 9bad2c1192 (このIDを非表示/違反報告)
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