番外編 〜お祭り〜 ページ22
コハクside
『ふぅ……』
緊張してきた…
リキ「あ、おーい。」
『!力一さん!』
リキ「やっと見つけた。」
身長が高くて、黒のタートルネックにジーンズのかなりラフな格好だが、モデルのようで見とれてしまう。
『すみません、遅れちゃいました…』
リキ「ううん、なんなら五分前。じゃ、行こうか。」
『はい。』
リキ「…ねぇ、その髪飾り……」
『あ、これ力一さんに貰ったやつです///どうせなら着けて行こうと思って……』
リキ「そっかw」
少し笑いながら私の頭に手を置く。
『!意外と人たくさんいますね。』
リキ「ね、あんまり居ないと思ってたんだけどね。」
『ですね…はぐれそう……』
リキ「じゃ、お手をどうぞ、お嬢さん?」
『!…なんですか、それw』
恐る恐る、差し出された手に手を重ねる。
リキ「冷たい手だこと。」
『冷え性なんですよ…血行が悪くてw』
リキ「あんまり笑い事じゃないけどねw」
『あ、力一さん、私あれ食べたいです』
リキ「チーズハットグ?一時期、めっちゃ流行ったよね。」
『チーズがびよーんってなるんですよ!』
リキ「いや知ってるよw?」
『えへ、行きましょ!』
リキ「引っ張んないでよw」
『お、結構スムーズに買えそうですね!』
リキ「ねー。…600円か。」
『力一さんも食べますか?』
リキ「どうしようかなぁ…」
『あ、じゃあ、私の一口あげましょうか?』
リキ「いいの?」
『はい!あ、力一さんが良ければですけど。』
リキ「うん、一口貰おうかな。」
『どうぞ!』
リキ「え、一口目が一番美味しいのに貰っちゃダメでしょw」
『あぁ…良いんですか?一口目貰っても…』
リキ「逆に貰ってくれないと申し訳ない。」
『じゃあ、お言葉に甘えて……』
一口目をかじると、どんどんチーズが伸びていく。
リキ「おぉ、のびるねぇw」
『ふおいでふ!』モゴモゴ…
リキ「飲み込んでから話しなさいよw」
『すごい美味しいです!力一さんもどうぞ!』
リキ「うん、じゃあ貰うね。」
そう言って力一さんは顔を近付け、私のハットグを持っている右手を掴み、そのまま口元へ運ぶ。
リキ「うーん、うまいね。」
『で、ですよね///!』
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今回もご覧いただきありがとうございました。
リクエストに答えて、力一とコハクのイチャイチャデートを書かせていただきました。
あと、二話くらいはイチャイチャが続く予定です。
ちなみに、まだ付き合ってはいないです。
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匿名『M,N』 - 名無し【774】さん» コメントありがとう!1000hitもありがとう!!紹介してくれてありがとう!!!(ありがとうの三段活用) (12月18日 17時) (レス) id: 9bad2c1192 (このIDを非表示/違反報告)
名無し【774】(プロフ) - コメントばかりごめんm(_ _)m1000hitおめでとう㊗rkicのリクエストやってくれてありがとう、これからも応援してる。夢小説紹介しといたよ〜👍更新頑張ってね (12月17日 22時) (レス) id: 5473f4e886 (このIDを非表示/違反報告)
匿名『M,N』 - 名無し【774】さん» リクエストあざす!! (12月10日 18時) (レス) @page17 id: 9bad2c1192 (このIDを非表示/違反報告)
名無し【774】(プロフ) - リクエストいい?スルー可能◎rkicと二人きりでおでかけが見たいっす。おねしゃす🙇✌ (12月9日 21時) (レス) @page17 id: 5473f4e886 (このIDを非表示/違反報告)
匿名『M,N』 - えーみんチャンもかよw特定早すぎ! (12月8日 7時) (レス) id: 9bad2c1192 (このIDを非表示/違反報告)
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