Undertale・Bendy and the Ink Machine【短編集】 (ページ11)

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可愛くない2【ベンディ】※恋愛※ ページ11

べ「...二人きりだね」

ベンディが俯きながら言った。

「何？まさか意識しちゃってるの？ププー！((べ「ウザイね」

べ「...ねぇ、A((「ねぇベンディ((べ「喋ってる途中なんだけど！」

ベンディは、さっきみんながいた時よりも何となくぎこちない話し方で喋っている。

「あのさ...っ」

少し言いにくそうに話す私を不思議に思ったのか、ベンディは私の顔を見た。

目で「どうしたの？」と訴えかけている。

あぁ～、やっぱり...

「やっぱり可愛いぃぃぃい！！((べ「あれ？デジャヴ...」

「ベンディ！可愛いね！((「無限ループって怖くない？」

「ベンディはかわi((べ「言い過ぎ！バカ！！」

「え、そこまで言う？？(´・ω・｀)((べ「こっちのセリフだよ」

べ「てかさ、前からおもってたけどAってホントに馬鹿だよね、鈍感((「どういう事！？((べ「ほら！この意味もわからない！バカ！！((「は！？ベンディの方が馬鹿じゃないの！？」

いつの間にか喧嘩になっていた←

べ「ホンットに...なんでこんな...」

「...？」

あれ、馬鹿って言ったこと、傷ついてるのかな。

「ベンディ？ご、ごめ((べ「A」

私の名前を呼んだかと思うと、いきなり私の膝の上に立ってきた。

ベンディの背は小さいから膝の上に立っても丁度顔と顔が同じ位置になるくらいだった。

そういう所もまた可愛い...はぁ尊い←

べ「僕のこと、本当に可愛いとしか見えてないの？」

「...え？どういう事？」

べ「カッコイイとは...思わないの？」

「えっ」

その意味を理解する前に、私の口は塞がれていた。

「っ！！？」

...ベンディとキスしてる...！？

「んんんっ！！」

ベンディは思い切り目を瞑り頑張ってキスをしている。

あ、やっぱり可愛い←

私の息もまだ少し余裕があったが、先にベンディが離れた。

べ「...どう？これでも可愛いと思う？」

ベンディは赤面しながら、半目で聞いてきた。

いや、むしろ普通に考えてこれでカッコイイと思う？

思わないよね？可愛いよね？←

「あっ、えっと...」

嘘をつくのも嫌だけど、ここで可愛いというのも気が引けたのでなんて答えようか迷った。

しかし、私が答えを見つけ出す前にベンディが口を開いた。

べ「これでも、まだカッコイイとは思ってくれないんだね」

「あ、ちが、そのっ...」

言葉が詰まる。まさに図星だ。

べ「じゃあ...」

「！？」

ベンディの顔ははみるみるうちにインク塗れになり、体も何故か大きくなってきた。