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近所迷惑が十三件 ページ14

『嗚呼、暇だぁ〜!!』モグモグ

暇だ、等と言っているAだが、甘味処にて現在進行形で大量の白玉餡蜜を頬張っている。
その姿はさながらリスの様だ。

するとそんなAの横に一人の人影が。

「ごめんなさい、ちょっとお隣良いかしら?」

その人物は桜色から若草色に染まる、とても珍しい髪色をしていた。

『うん、良いよ!』ニコッ

「あら、ありがとう!(この子とっても可愛い!餡蜜食べてて幸せそうでキュンキュンしちゃうわ!!)」

ここまでで察しがついた読者様もいるだろう、Aの隣に座ったのは恋柱の甘露寺蜜璃であった。

すぐさま沢山の甘味を注文する甘露寺。

瞬く間に机は甘露寺の甘味でいっぱいになった。

甘味に手をつけた甘露寺を見てAは喋りだした。

『わぁ、いっぱい食べるんだね!

あ、僕は稲荷木Aだよ!Aって呼んでねぇ。

君が甘味食べてる所、とっても可愛いと思ったよ!!』

「えっ!?そ、そう?嬉しいわ!(こんな可愛い子に可愛いって言われちゃった!可愛いわAちゃん!!)

私は甘露寺蜜璃!蜜璃って呼んで、Aちゃん!」

『じゃあよろしくね、蜜璃ちゃん!』

「うふふ、此方こそ!」キュンキュン

『あ、そう言えばその隊服と刀ってさ、蜜璃ちゃんは鬼殺隊の人だよね?

…の割に露出多くないかな?

……あ、ゲスメガネ君の仕業かぁ。ドンマイ蜜璃ちゃん。』

何故かAは隠とも仲が良い。

その為ゲスメガネこと前田まさおの事も色々と聞いているのだ。

少々の哀れみを込めた視線を甘露寺へ向ける。

「あらAちゃん、鬼殺隊の事を知ってたのね!

そうなの!実は私、恋柱してるのよ!」

『へぇ!まさか柱だったとは!強いんだね蜜璃ちゃん!』

「でもAちゃんは何で鬼殺隊の事知ってたの?」

まぁ当然の疑問である。

『あぁ!耀哉とは昔から友達だからね!
たまに遊びに行ってるよ!』

今度はおはぎを食べながらサラリと返答するA。

「へぇ!そうなのねぇ!





……お館様と友達??」

これは鬼殺隊士にとって衝撃のカミングアウトである。

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設定タグ:鬼滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
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こんのなんでも屋 - うわああああああああああタブレットでしばらくうらつくひらいてなかったのおおおおおおお!生命力凄おおおおおおおおおお! (2019年10月1日 18時) (レス) id: 8cb1996207 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶白玉餡蜜 - こんのなんでも屋さん» おう、ぎゅーしてくれこっちゃん…私のおとうふメンタルの柔さを舐めるなよぉ………蜜璃ちゃんの日輪刀よりも柔いんだぞぉ……生命力はゴキブリ以上だけどさ(ボソッ (2019年9月14日 17時) (レス) id: a103d81c3f (このIDを非表示/違反報告)
こんのなんでも屋 - ぎゅーしよ? (2019年9月10日 2時) (レス) id: 8cb1996207 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶白玉餡蜜 - こんのなんでも屋さん» よぉーし分かった!という訳でs(((『だったら早く更新しなよ?そんなんだから社会のテストがボロクソなんだよ?ねぇ?更新して勉強しなよ??』……最近夢主ちゃんが辛辣過ぎて辛いんですけども。私を慰めてくれ、こっちゃん………。 (2019年9月7日 22時) (レス) id: a103d81c3f (このIDを非表示/違反報告)
こんのなんでも屋 - ふぇっいきなり抱くって言われてもただただ恥ずかしいに過ぎないよ…///やるなら優しくシテヨ!? (2019年9月4日 18時) (レス) id: 8cb1996207 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶白玉餡蜜 | 作成日時:2019年8月11日 20時

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