間食トリプル ページ40
オンボロ寮
朝自然と目が覚めた
部屋着から制服に着替え部屋を出てキッチンへと向かう
途中でソファーに赤毛のハートのペイント男が眠っていた
おおかたユウが迎え入れたのだろう
再びキッチンへと足を進め
夜の分の食器が綺麗に片付けられているのを見ると食べてくれたようだ
冷蔵庫から材料を取り出し朝食を準備する
そしてモーニングティーを入れる
すると、ふとソファーで眠っていた男がいるのを思い出し
3人分から4人分に切り替え量を増やしていく
作り終えたころにはヴィオがテーブルに乗っていた
お腹がすいて降りてきたようだ
あの3人が起きるのを待っているつもりだったがヴィオは待ちきれないらしい
椅子に腰かけ手を合わせる
「いただきます」
小皿にヴィオ専用の味をつけていないものを乗せると待っていましたと言わんばかりにがっついていた
私もお茶を飲みながら朝食を口にする
「今日はあいつらはおこさないのかぁ〜？」
ゴーストが突然現れたことによりヴィオの機嫌は最高に悪くなり威嚇をしている
「昨日は初日だから起こしただけだ。朝食を用意してあるからそれだけは伝えておいてほしい」
ヴィオをなだめつつ食器を片付ける
ゴーストが消えて少し安心したのか肩に乗る
「ここにはゴーストがたくさんいるから慣れてくれよ」
本人は不満そうな顔を向けていた
自室に戻り学校が始まるまでは時間があるが
早めに行くとするか
またかばんを持って部屋を出る
するとポンっと音がしてそちらを見ると猫の姿のヴィオはおらず
首に紫の石の装飾がされている小鳥
今日は小鳥の気分のようだ
「行くぞ」
ピッと鳴き肩に止まる
私の肩に乗るのが好きなようだ
ガチャッと扉を開け玄関へ向かう
「あ！メルビちゃんおはよ！」
後ろからユウの声
「おはようございます」
目を向けると眠そうなグリムとユウの姿
「昨日はありがと！朝も夜も作ってくれて」
「いえ、ついででしたので」
「もう出るの？」
「はい、始業までは時間がありますが余裕は持っておきたいので」
「そっか、いっしょに行ければと思ってたんだけど...」
「また後日にしましょう。2人とも朝食が済んでいませんよね。ソファーに寝ている彼の分も用意してありますので食べてください」
「え？ありがとう！」
「ではお先に」
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餅餅猫(プロフ) - 時空神????*ﾟさん» 返信が遅くてすみません！400票目ありがとうございます！不定期更新ですが応援していただきありがとうございます！少しギアを上げていこうと思うのでこれからも応援お願いします！ (2020年11月22日 2時) (
レス) id: 5eac37d5e8 (このIDを非表示/違反報告)
時空神????*ﾟ(プロフ) - 400票目頂きました！！！！更新頑張ってください！！応援してます！1！ (2020年11月8日 20時) (レス) id: 83c8696311 (このIDを非表示/違反報告)
餅餅猫(プロフ) - 緋柳さん» こんばんわ！誤字のご指摘ありがとうございます！すぐに訂正させていただきます。素敵な物語と思っていただけるなんて光栄です！更新の速度が遅いと思いますが更新を楽しみにしていただけているので頑張ります！これからもよろしくお願いします！！ (2020年4月22日 22時) (レス) id: c2a75e932d (このIDを非表示/違反報告)
緋柳(プロフ) - (↓続きです)いつも、素敵な物語だと思って愛読させていただいています！これからも応援しております！！ (2020年4月22日 12時) (レス) id: 538ecd5edd (このIDを非表示/違反報告)
緋柳(プロフ) - 初コメ失礼します！失礼かもしれませんが、少し気になったので誤字の指摘をさせてください…！p.31の遭遇パーソン�△如▲�クタヴィネル寮の紹介文(？)にて、海の魔女の"時期"の精神とありますが、正しくは"慈悲"の精神だったと思います、！(↑続きます) (2020年4月22日 12時) (レス) id: 538ecd5edd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：餅餅猫 | 作成日時：2020年4月13日 3時
