黒龍〜表裏一体〜 ページ10
no side
肌寒い風が吹く倉庫の屋根の上
ふたつの人影が月明かりに照らされる。
歌丸はどこか遠くを見つめながらタバコを咥える。
それを見ながらロイは呟く、
ロイ「オイ、ゴミ。」
歌丸「うっわ、酷いな。」
ロイ「ネコ被ってるキショイ奴はゴミで十分だろ？」
歌丸「えー、だって氷秋だよ？
あんな可愛い王様いないでしょ？そりゃネコ被んないとやっていけないよ、ってか氷秋身長伸びた？165くらい？」
ロイ「氷秋に触んじゃねぇぞゴミ、」
彼らの会話は暴言の数々で荒れており、
全く話の本題に入る様子がない。
しばらくしてやっと本題に入る
ロイ「早見幾美。テメェ分かってて連れて来たろ？」
歌丸「まぁね、だってあの早見だよ？裏社会の中華連盟とかちゃちな事する偽善者の集団の跡取りでしょ？
オレら騙すならもっといい影武者用意しろっての、
拷問したらすぐに吐いたよ？
私たちは
ってきり中国って爪剥がしても頬の皮剥がしても口を割らない頑固者かと思ってたのに案外ぽろっといっちゃうのね、
萎えたわ〜、」
ロイ「ﾁｯ、汚ねーな、」
ロイはそう呟きながらタバコを出して口に咥える。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
皿 - 更新頑張ってください❗️ (2022年5月30日 7時) (
レス) @page18 id: d27b60414f (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごい面白いです。一気読みしました！応援してます‼️ (2022年3月8日 15時) (レス) id: 0b12e66dd7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
