黒龍〜表裏一体〜 ページ7
壱夜「……。さぁ?なんででしょー?オレは優秀な情報屋だからさ、君の知らないことは大抵知っているよ?」
ココ「ハッ、矛盾だな。それじゃあ情報共有の意味なんかねぇじゃねーかよ、」
壱夜「だからさぁ?オレはココ君の知らないことを知ってはいるけど、ココ君が知っていることは案外知らなかったりする。
何故かって?
オレは相手の利益になる情報を第一に考えてるからだよ♪」
ココ「……。」
これ以上話してもただの茶番だな、
この探り合いは無意味だ。
そうしてココはそれからの壱夜の他愛もない話をスルーしていたのだった。
___
氷秋side
キィ
さぁ、皆さん。
今日も元気にやっていきましょー
そう、恒例のアジト来ましたよー!です。
「ッ!そ、総長!?お、お疲れ様です!!」
『ん、お疲れ、』
アジトに入っていくと倉庫の中には一つの灯りが灯っている。
その灯りを囲むようにして妙に高級そうなレトロな雰囲気を感じさせる赤いソファーが3つ。
そこには見知っている顔が4つと見知らぬ顔1つ。
なんか料理レシピみたいになったわw
歌丸「ん?ッ!?あ、あ!!!!氷秋ッ!!!」
『うわ〜、』
5人で仲良くトランプをしていたらしいが歌丸の視界に俺が入るとすぐさま大声を上げた、
安定にうるさい。
ロイ「歌丸ウルセェぞ!?……え?氷秋!?」
ガタッ‼︎
ロイは一瞬歌丸の事を罵倒しようとするがふと聞こえた
"氷秋"と言う言葉に、
思わず手に持っていたトランプをばら撒きソファーから立ち上がる、
そしてバッと首が曲がる勢いで振り向く
ロイ「氷秋…、ど、どうしてこんな夜中に…ね、眠れなかったですか?それとも何か不便が…」
なんでそんなに動揺してんだよ、
『ない、暇だからきた。
眠くなったら寝る。今日はここで寝る。』←アレ?
あ、ダメだわ…今の俺眠いわ、話すの下手くそか、
ロイ「そうですか」
紀弥刀「王、お久しぶりです。」
『ん?あぁ、紀弥刀か、久しぶりだな。それよりソイツ誰?』
ロイ「あぁ、あのバカ(歌丸)が拾ってきたんです。」
軽蔑の目を歌丸に向けながらそう告げるロイ。
コイツは外に出したら交渉のこの字が始まる前から戦争が起きるな。
歌丸「道端で蹲ってたから可愛くて拾ってきちゃった☆」
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皿 - 更新頑張ってください❗️ (2022年5月30日 7時) (レス) @page18 id: d27b60414f (このIDを非表示/違反報告)
りり - すごい面白いです。一気読みしました!応援してます‼️ (2022年3月8日 15時) (レス) id: 0b12e66dd7 (このIDを非表示/違反報告)
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