5話 ページ6
実技試験が始まった。
正直今年度の受験生はあまり期待をしていない。
説明のときにキャーキャー騒ぐ女子受験生や、うちのメンバーの実力を理解できていない受験生もいた。
これでは今年度の学園生はとてもレベルが低いな、などと考えていたとき、オスマンがその一言を呟いた。
os｢あれ、一人足りん…｣
em｢範囲を越えて逃げた人のことですか？｣
その時は俺もエーミールと同じ考えだった。
os｢いや、そいつらは俺の体質でわかってるからええねんけど…｣
「もしかして、何処にもいないのか？」
os｢そうや。俺の体質、魔力探知は指定した人の魔力を見れるっていうのは前話したよな？｣
em｢ええ、何を考えているのかその魔力の色で分かるのでしたよね｣
os｢ざっくりやけどな。そして俺の体質は指定した奴ならそいつが何処にいても魔力を見れるねん｣
「あぁ、それでこの受験生達を監視しているんだったな。」
os｢そうや。そしてこの能力は隠蔽魔法もよほどでなければ隠されずに見える。｣
em｢それはオスマンさんのほうが魔力も魔術技術も高いからですよね｣
os｢そう、やから…いや、…でも、｣
「どうした？何か思い付くことがあるのか？」
os｢…あるんやけどな。それが、俺の魔力よりそいつの魔力の方が多いか、魔術技術が高いか…｣
「そんなこと、あり得るのか？」
em｢…｣
os｢あるにはあるんよ。実際俺はグルッペンの魔力が見えてへん。｣
「え、そうだったのか？でもたまに…」
os｢あれは表情がわかりやすすぎるからめぅ〜｣
em｢あの、1つ可能性が思い付きました。｣
「お、ぜひ聞かせてくれ！」
em｢それが、＿＿｣
os｢…なんにしろ、1回聞かなあかんな。｣
「その受験生の名前は？」
os｢なんやったっけ…えっと｣
os｢A・ルイスリー｣
「ふむ…気になるんだゾ！」
em｢ちょっグルッペンさん！？｣
os｢はぁ…またわくわく☆グルッペン君5歳児〜なんでも気になるんだゾ☆〜モードになった…｣
em｢まえまえから思ってたんですけどそれ誰が考えたんですか？｣
os｢5徹トントン｣
em｢あぁ…(納得)｣
「取り敢えず試験後ここに連れて来いってシャオロンに言っといて欲しいんだゾ！」
「そんじゃ☆」
em｢あぁ!?ちょっグルッペンさん！｣
os｢はぁ…｣
なんか呼ばれた気がするけど全て気のせいだ☆
gr side終わり
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ゴリラの練乳in蜂蜜レモン水(プロフ) - ちょい。さん» わー！！！コメントありがとうございます！！！めっちゃ嬉しい！！！更新頑張ります！！ (11月26日 8時) (
レス) id: fce75dc242 (このIDを非表示/違反報告)
ちょい。 - 初コメ失礼します！キャラは残しつつ、ギャグにするって作者様もしかしなくても天才ですか？いや神か。更新頑張ってください！ (11月17日 22時) (レス) @page16 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの練乳in蜂蜜レモン水(プロフ) - すいません！！！！テストとかスランプとか色々合わさって暫く更新が出来ないかもしれないです！！！本当にすみません…… (10月10日 11時) (レス) id: fce75dc242 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの練乳in蜂蜜レモン水(プロフ) - ちらさん» 情報とコメント有難うございます〜！！そうなんですね、ちょっと自衛のために色々考えてみます！ (8月23日 20時) (レス) id: fce75dc242 (このIDを非表示/違反報告)
ちら(プロフ) - 初めまして！ちらと申します！なんか荒れてるらしいです､､詳しくはわかんないんですけど､､()すいません情報無さすぎました､､それでは！これからも頑張ってください！ (8月23日 20時) (レス) @page12 id: b06dce0be8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴリラの練乳掛けin蜂蜜レモン水 | 作成日時：2023年7月12日 2時
