導かれるままに。 ページ26
Aside
よし！！行ってみよう！！
と意気込んで、一歩を踏み出したものの。
ﾌﾞﾁｨｯ
正攻法で綱渡りをしようとしたら一歩目で縄が千切れまして。
足場を無くした俺の右足の勢いは止まることを知らず、左足は休息をとっていたのか役目を果たさないまま流れに身を任せた。
まあ、つまり落ちてるってことですね！！
俺は咄嗟に、千切れた縄をつかむも、
それも千切れる。
そのまま落ちて、小さくも大きくもないトゲに右肩をやられる。
『いっっっったいな！！！何すんだよあんた！！！』
……思ったよりも早く落ちて、早めに希望は潰されましたな。どうせ後3分くらいなんだろうし……
やべえめっちゃ痛い。
あー、なんかフラフラしてきた……血出しすぎたかな……それともそういう薬が塗られてたのかな……
なんでもいいや……
どうせもう合格とか無理なんだし、縄千切れたから先へ続く道も絶たれたし、痛みを我慢するのいい加減きついから、眠ってしまおうか。
そう思って、ゆっくりと瞼を閉じようとしたその時。ある人影が目に映り込む。
遠くて分かりづらい、けど。
あそこにいるのは、おば、さん……？
痛い、すごく痛い。こんな痛み慣れる訳ないし初めてだ。でも、
いか……なきゃ、行かなきゃ。
一発殴りに、行かなきゃっっ！！！！
足に力を入れる。
俺は視点が定まらないまま、ただニチャアっと笑うおばさんに拳を届けるため、一直線に進んでいった。
もうちょっと、あと、もうちょっとでおばさんの顔に手が届く……！！
よしっ！！届い
《終了でーーす》
耳に鳴り響く音声。
意識が朦朧としそうな中、目の前にはゴールの門があった。
まだ意識が朦朧としていないので、ふらっと後ろを見たら、そこは最初に見つけた隠し通路から繋がる道があった。
隠し通路に入ってからの道が短くなかったので確定ではないのに、何故だかそう思った。
あっ、ふーん、これがゴール目前にて倒れるってやつですか。
そのまま俺は、体が前方に傾いていくのを感じながら、意識を手放した。
タイミングミスった→←その後起こる悲劇を、俺はまだ知らない……
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𝑇𝑢𝑚𝑢𝑔𝑢 - (꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆ ｽｺｽｺｽｺｽｺｽｺｽｺ＼ｽｺｫｰ／神様( 🙏˘ω˘ )( ˘ω˘🙏 )続き待機ｼﾃﾏｽ(ﾉ^-^;)ﾉははぁ〜 (2022年9月14日 18時) (
レス) @page27 id: 6482e33094 (このIDを非表示/違反報告)
霊蘭・輪廻(プロフ) - モブ男ｫ…いいやつぅ…（敗者が歯医者になってますよﾎﾞｿｯ） (2022年8月17日 10時) (レス) @page21 id: e14174f914 (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｯｽ - すきです、、、おもろすぎぃですぅ！！ (2022年8月9日 4時) (レス) @page18 id: 87f77450ee (このIDを非表示/違反報告)
ふぉぉぉぉぉぉ - やっぱくそおもろいっすね！！毎回あざます！！ (2022年8月5日 9時) (レス) @page14 id: a9c427bdca (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - おそらく初コメ！続編ありがとうございます！お体に気をつけて更新などなど行ってくださいね！応援しております(ง •̀ω•́)ง ᶠⁱᴳʰᵀᵎᵎ (2022年7月31日 15時) (レス) id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こん酢３ x他1人 | 作成日時：2022年7月30日 18時
