第1話? 地味くん ページ2
『はぁ〜〜!!!』
大きなため息がでる。全部あの男のせい。
私はお嬢ちゃんじゃない。中学二年生だし!お嬢さんだし・・!!
なんで私が除霊してやんなきゃいけないの。
まああの女の人頭の痛み取れてたみたいだからいいけど。
前から小走りしながら走っていく男の子が来ている。
見るからして地味って感じ。でも憎めない子。
もしあの子があの男の弟子だったら、今から除霊しにいくのかな・・。
ないない!絶対ない!!!!
次の日
『おはよー』
女子達「Aおはよ〜!!」
『はぁ・・』
机に突っ伏す。学校はつまらない。家はお母さんがいるけどこの力、気持ち悪がられるから嫌。
「A、影山くんが呼んでるわよ」
『誰、影山って・・』
まさか生徒会の影山律じゃないよね?
別に悪いことしてないから違うと思うけど。
「こ、こんにちは」
あの地味くんだった。小走りしてた子。
『あ、走ってた子・・!私に何か用なの?』
「昨日、地下鉄で除霊しました?」
『えっ・・??
な、なんで・・ 』
「師匠に聞き出したんです。
そしたら黒髪でふたつ縛り、背が小さいってAさんしかいませんよね?」
『いませんよねじゃないよ・・案外失礼なんだね君って。
名前、教えてよ。』
モブ「あ、僕の名前は影山茂夫。モブって呼ばれてます。」
『私は笹田A。
茂夫くんに聞きたいこといっぱいあるんだけど。』
モブ「はい。僕もAさんに聞きたいことたくさんあります。」
次回、設定です・・!!
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆめ | 作成日時:2016年6月25日 12時