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健ちゃんside
んー、、頭痛い。
しかもあちーなー、
うっすらと目を開けると、そこには俺のことを覗き込む子供が。
ピントがなかなか合わず頭がぼーっとするのもあって、その子供が臣ちゃんであることを理解するのに少し時間がかかった。
臣「あ、けんちゃんおきた？」
健「おみちゃん、、ずっとおってくれたんか？」
臣「そんなわけないでしょ」
本人はばっさり否定するが、臣ちゃんの頬には俺の布団の模様と同じものが赤く跡を残していた。
たぶん、ずっと看病してるうちに眠くなって顔を横にして寝たから布団の模様が付いたんやろな。
こういうふうに、臣ちゃんは自分の良い行いを人に言いふらさない。
とても優しい心を持つ、いいヤツや。
本人は隠し通せてるつもりでも、ほっぺにくっきりと跡を残してるとこもまたお茶目で臣ちゃんっぽい。
臣「あ、ひえぴたかわいちゃったんじゃない？」
健「え？」
臣ちゃんに言われておでこを触ってみると、そこには冷えピタ本来の冷たさをなくした、生暖かくなった冷えピタが貼られていた。
健「誰が貼ってくれたん？」
臣「おれ。みんなしごとでいっちゃったからさ」
健「こんなんこの家にあったんや？」
臣「すぐそこのこんびにまでかいにいったの」
健「1人で行けたんか？」
臣「それくらいできるよ笑」
健「ありがとーな」
臣「どーいたしまして。ほかにもいろんなものあるからほしかったらいってね」
そう言いながら臣ちゃんはコンビニの袋の中をガサガサ漁る。
臣「のどとかかわかない？あ、そのまえにひえぴたあたらしいのにかえないと」
臣ちゃんは冷えピタのテープを剥がし、丁寧に俺のおでこに貼ってくれた。
健「俺もうぐっすり寝たから眠たないわ」
臣「じゃあなんかげーむする？あ、でもからだにわるいかなあ、」
健「だいじょーぶだいじょーぶ。一緒にプレステやろーや」
それから俺達は何時間かゲームをした。
風邪をひいてるのと、ゲームで目がしばしばするのとですぐにまた眠気がきた。
健「臣ちゃん俺もっかい寝るわ」
臣「そだね、つかれちゃったしね」
今ちょうどお昼寝の時間くらいやから臣ちゃんもウトウトしていた。
臣「おれもけんちゃんのふとんでねるー、」
そう言って臣ちゃんは布団の中に潜り込み、俺の胸に顔を埋めて目を閉じた。
ほのかな臣ちゃんの温もりが心地よくて俺もすぐに夢の中へと沈んでいた。
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MOMO(プロフ) - Hinaさん» はい！笑 こちらこそよろしくです！ (2019年2月13日 8時) (
レス) id: 5781048549 (このIDを非表示/違反報告)
Hina(プロフ) - MOMOさん» ですねですね！笑 これからもぜひよろしくお願いします！！ (2019年2月13日 0時) (レス) id: 762cbbf7db (このIDを非表示/違反報告)
MOMO(プロフ) - Hinaさん» ほんとですー！うわあ嬉しい、、、愛読同士ですね！笑 (2019年2月12日 7時) (レス) id: 5781048549 (このIDを非表示/違反報告)
MOMO(プロフ) - Hinaさん» ほんまにです！笑笑 (2019年2月12日 7時) (レス) id: 5781048549 (このIDを非表示/違反報告)
Hina(プロフ) - MOMOさん» え、ホントですか？！愛読だなんて…嬉しいです！！私こそこの作品愛読してます！！笑 (2019年2月12日 1時) (レス) id: 762cbbf7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MOMO | 作成日時：2016年9月13日 19時
