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【44】しょぼくれ ページ45

及川徹と、堅実そうな男子。



…それから、綺麗な見慣れない女の子と、



可愛らしい女の子は烏野のマネぽい。



雪絵とかおりが、若干引いた目で光太郎を見る。



立たせて、遅れてすみませんといえば、



いえいえ、と堅実くんが言った。



この人は多分常識人だ。



マネはマネ同士で挨拶をするようで。



円になっているところに、雪絵が手招きをしてきた。



雪絵の隣に立てば、雪絵とかおりが、ごめんね、と言ってきた。








『ん、もう諦めてるからモーマンタイ。



……遅れてすみません、梟谷のAです、よろしくお願いします』



「あ、A、自己紹介まだ」



『あ、嘘』



「まいいか。同じく梟谷のかおりです」



「雪絵です」



「……美女しかいない」








可愛い子が、そんなことをいった。



思わず3人で顔を見合わせてクスクスと笑った。








『いやいや、烏野のマネは可愛いと綺麗って、



無敵じゃないですか』



「だよねぇ?A」



「ふふ、ありがとうございます。



烏野の清水潔子です、3年です、お願いします」



「いっ、1年の谷地仁花です…!!」



『あれ、じゃあ仁花ちゃん以外は同い年か』



「嘘!?なんか場違い!!?」









…なんか可愛い、この子。



後ろでバッチバチの主将に対して、こっちは仲良く慣れそうだった。

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作者名:莉子 | 作成日時:2024年1月4日 1時

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