ミミズクさんとウサギさん【ハイキュー】 (ページ30)

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【30】向いてない休日ページ30

…さて、孤爪くんとこっそり抜け出してきて、二人でゆったりしていれば、

携帯に大量の通知が入った。

全部光太郎からだ。

開けば、スマホを叩き割りたくなる内容が書かれていた。

光太郎A、マジで大好き!

光太郎ねぇ、なんで返信してくれないの?

光太郎俺のこと嫌いになった?

光太郎…そんなわけ無いよね、だって俺がこんなに好きなんだもん!!

…なんだろうこれ。

携帯に呆気にとられて、ボサッとしていれば、一件プラスで通知が来た。

光太郎わり!これ全部ウソ!

うん、嘘で良かったよ。

嘘じゃないとそろそろ光太郎の人格の心配をしないといけなくなる。

安心して携帯を閉じようとしたところで、割り込むように通知が来た。

光太郎…やっぱ嘘、Aのこと好きなのは本当

文面で既にイラッとした私は、

Aさっさと来い光太郎

とLINEを打って、これから襲い掛かるであろう面倒臭いand面倒臭いの組み合わせを、

孤爪くんに詫びた。