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【19】メンヘラの出現 ページ19

その次の日、先生からの頼みで手伝いがあった為、部活を休んだ。



光太郎に伝えれば、一緒に帰れない?と聞かれた為、部活が終わり次第、連絡をくれ、と言っておいたのだ。



先生と雑談しながら、手伝っていたら、気付けば外は真っ暗で。



やばっ、光太郎終わったかな、と携帯を開けば、通知が来ていた。



【不在着信 5件 未読メッセージ 23件】



未読メッセージがこれだけあるのは分かる。



………電話、多くない?



そう思って、先生にことわって携帯を開けば、不在着信が全て光太郎からだったのが分かる。



これは…、怒らせたか…?



LINEを開けば、21件は光太郎からだった。



焦って、内容を見ずに、ごめん!!と打ち込めば、既読が付いた瞬間に、



電話がなり始めた。



先生といた教室から出て、廊下で出る。






『もしもし、光太郎?ごめ』






そう言いかけて、鼻を啜る音が聞こえた。






『えっ…、ちょっ、ちょっと待って、校門前いるよね?』



「ん」



『今行く』






焦って電話を切り、教室に飛び込んだ。



すると、窓際を掃除していて、私が出ていったことに気付かなかったらしい先生が振り向いた。

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作者名:莉子 | 作成日時:2024年1月4日 1時

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