底辺歌い手が大手になるまで (ページ1)

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みなさん。どうも悠里です。今ものすごく急いでます。

『やば、遅刻するわ！』

はい、寝坊して仕事に遅れそうです。

『いってきまーす！』

誰も返してはくれないけど、まぁいつもの癖だよね。独り暮らしをはじめてもうすぐで１年。暮らし始めてからこれは言い忘れたことはないかな。

『おはようございまーす』

わしの仕事場は家のすぐ近くのスーパー。ただ単に家から近いから決めた。

いつもどおり仕事して、家帰ってすること。

それは...

『どうも～。こんばんは。』

放送すること。ここ最近始めたから、まぁ来てくれる人はほぼいない。

ほとんどが通りすがりだけど、まぁ楽しいから気にしてない。

『今日はなにから歌おうかな～。あ、ｍさんいらっしゃい。ゆっくりしていってね。』

ｍさんは放送をはじめたときから来てくれている人だ。最近ボカロを覚えだしたわしに、いろんな曲を教えてくれる。

『なに歌う？あ～、ロメオね。りょーかい』

ｍさんが言うには、どうやらわしはイケボ系らしい。そうは思わないけど...(かなりイケボです)

『はい、ロメオでした。お、パチパチありがとう。２名さんいらっしゃい。』

そんな感じで２時間ぐらい歌い続けた。

『そろそろ終わろうかな。終わるときはいつもｍさんだけだね。いつも最後までいてくれてありがとう。それじゃまたね。ばいばい。』

ふ～、放送終わり。いつも放送をしてからご飯食べたりする。今日は疲れたからお風呂は明日にしよう。

『おやすみ...』