条.野くんはからかわれる。

お泊まり ページ30

条「ねぇAさん明日から2日間お休みじゃないですか」


『うん』


条「良ければお泊まり、しませんか？」


『...うん？』


条「？お泊まり」


『うん、それは分かってるけど』


『随分急だね？』


条「折角2日間もお休みなので」


『あぁ、良いよ』


条「！ありがとうございます」


『もうちょい喜べし』


条「わぁ〜ありがとうございまぁす！」


『やっぱいい、黙れ』


条「そっちが言ってきたんでしょ」





お泊まり当日(?)


現在朝の10時。条野くんのお家に着きました




『おはよう、条野くん』


条「三分遅刻です」


『はい、今の一言で嫌いになった』


条「取り消します」


『私大好きじゃん』


条「前言撤回」


『しないでください』


条「はぁ...おはようございます」


『うんおはよう』




条「珈琲飲みますか？」


『お願いします、てか珈琲入れれるの？』


条「それくらい出来ますよ」


『そうなの？』


条「えぇ、少々お待ちを」


『分かった』



条「はい、どうぞ」


『おぉ、ちゃん入れれてる』


条「だからそれくらい出来ますって」


『ふふっいただきます』


条「召し上がれ」



『！美味しい...』


条「それは良かったです」


『すご、ありがとね』


条「いえいえ、珈琲くらい何時でも」




『条野くーん』


条「はい？」


『私〜お腹が空きました〜』


条「もうそんな時間ですか...作りますね」


『私も一緒に作りたいなぁ〜』


条「おや、いいんですか？」


『え、逆にいいの？絶対ダメだと思ってた』


条「いいに決まってます、雑用係さんが欲しかったので」


『うわー死ぬほどぶん殴りたい』


条「冗談です」


『知ってるわ』


条「なんなんですか貴女」





『いただきます』


条「いただきます」



『ん、美味しい...私天才かも』


条「私が天才なんですよ」


『え〜』


条「でも、確かに美味しいです」


『だよね！』


『...二人で作ったからかな笑』


条「！...ふふっですね」





なんやかんや夜ご飯とかも済ませてお風呂たぁいむ


条「お先どうぞ？」


『あれ、一緒に入らないの？』


条「一緒に入りたいんですか？」


『私は別にどっちでも？条野くんが一緒に入りたいのかな、と思って』


条「そんなこと思ってませんよ」


『あ、そう？じゃお先 失礼しまーす』


条「...はい」




『はぁ...お風呂気持ち〜...』


『...で、なんで君がここにいるの？』


条「...駄目だったんですか？」


『いや？私の記憶じゃ君一緒に入りたいとかそんなこと思ってない。って言ってたから』

好き→←うぉぉぉ

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