条.野くんはからかわれる。

虹が綺麗だね ページ26

条「...先輩？」


『違っ、』


太「Aさん、どうしたの？」


『っ...なんでもないよ、それより離してっ...』


太「こんな顔、貴女には似合わないですよ」


国「...おい、説明しろ」


太「あぁ...でもそれはちょっと待ってて」


国「はぁ...？」



条「...Aさん」


『じょうの、くん』


太「まぁまぁ、彼女は私に任せて、君は社員の皆と仲良くお話でも」


条「そんな事出来るわけないでしょう...！！」


条「あなたこそAさんは私に任せて社員の方々とお話でもしててください」


太「そうしたいところだが、生憎Aさんは私のとっても大事な方でね」


『...もう違うから、私が今一番大事で大好きなのは条野くん...その、はずなの...』


条「先程から言ってますがお二人はどうゆう関係なんですか…」


『...ごめん、』


条「謝らなくていいんです、」


太「...Aさん連れてくね」


条「は？」


『ちょっ...』



太宰くんは私を姫抱きして上の探偵社まで連れてった。勿論鍵は閉めて



『...何』


太「ずっと、ずっと会いたかった」


太「ねぇ、もう私は一番ではないんですか、？」


『っ...うん、』


太「そう...」




『っは？ねぇ、離れて』


太宰くんは私を抱き締めた


太「...嫌です、貴女が泣き止むまで抱き締めます」


『なんでよ...』



彼はあの時の同じ触れるだけの口付けをしてきた


『んっ...！！』


太「...僕、まだ好きだよっ...忘れられないですよ」


『！そん、なの！そんなの...わたしだ、て』


条「Aさん」


『あ...』



私は鍵を開けてそのまま条野くんに抱き着いた


ごめんね、こんな狡い最低な女で



条「Aさん、？」


太「...」


『...すき』


条「.....えぇ、私も...」


太「...もう二度と泣かせないで、私を思い出させないくらい楽しませてあげて」


太「そうしなきゃ、奪ってしまうよ？」


条「...上等ですよ」


太「Aさん...虹が綺麗だね」


『...うん、でももうすぐで消えそうだよ…』


太「...そうだね、」


太「でも愛してますよ、ずっと」


『うん、』


太「では...」





条「...帰りましょうか？」


『...聞かないの？』


条「正直気になりますが話せる時でいいですよ」


『...そっか』


君はホント私には似合わないよ、笑

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