毎日ロッカーに閉じ込められるのなんで！？

凪誠士郎 ページ4

《凪誠士郎と昼休みに教室で閉じ込められる。》※シチュは無し。



貴『...は？え、？私昨日閉じ込められたよね？ん？今日も？てか、なんでこんな背高い奴が入るんだよ…』



凪「...誰だっけ」



貴『...潔くんが優しすぎて今泣きそう。温度差えぐいじゃん。』



凪「潔？知ってるの？」



貴『昨日ロッカーに閉じ込められた時の相手ですね』



凪「え、君昨日も閉じ込められたの？」



貴『そうだよ...』



凪「...なんで？」



貴『知るかよ！！こっちが聞きたいわ！』



凪「！...うるさいよ」



貴『ごめんね！！！』



凪「だから、うるさい...分かる？」



貴『はいはい、すいませんねー』



凪「...君よくめんどくさいって言われない？」



貴『言われないし』



凪「え〜...」



貴『てか、すごい年下に見られてる気がするんだけど…』



凪「は？年下でしょ？」



貴『めっちゃ年上ね？私3年だよ？』



凪「え？この身長で？小さ...」



貴『お前ぶん殴るぞ』



凪「今ここで喧嘩起きたら終わりでしょ」



貴『音に気づいて助けが来るかもよー』



凪「そんな奇跡ないと思うけど...てか、俺はこのままでいいかな」



貴『なんで』



凪「せんせーたちにバレずにゲーム出来んじゃん」



貴『え、ゲーム持ってんの？』



凪「..................持ってない」



貴『はぁ...？w』



凪「なんで？俺いつもスマホポケットに入れてんのに…」



貴『あ、そういや私もスマホ無い...なんでだ？』



凪「昨日はあったの？」



貴『いや、昨日はすぐ出れたからスマホスマホーってなんなかった』



凪「ふーん...」



貴『え、てか今何限目？』



凪「さぁ？俺が記憶にあるのは4限目まで、終わったらなんかロッカーだった」



貴『いや私もそうだけど...これ昼休み中に出ないとまずくない？』



凪「なんで」



貴『探しに来るっしょ先生たち。こんなとこ見られたらなんか、色々とヤバそう』



凪「まぁ、反省文的なのは書かされるかもね」



貴『だる。成績にも関わってくるし。』



凪「...」



貴『...教室の子にも見られちゃうよ』



凪「ね、それこそ大変だよ」



貴『なんで？』



凪「先輩人気そーだし、俺が刺されるでしょ」



貴『そんなん言ったら逆でしょ、』



凪「俺？なんでよ」



貴『あぁ自分の顔面偏差値分かってない感じね？』



凪「？」



貴『あんた顔だけはめっちゃいいよ？なんなら私のタイプだし。顔だけなら』

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