6話 ページ7
kn「……っよいしょ、っと...」
泣き疲れて眠ってしまったAを抱き抱えて、家のソファーに寝かせてあげる。
...全身ずぶ濡れだったから、俺の車にあった毛布で巻いてあげたけど、やっぱり着替えさせないとだよな...。
kn「...」
...俺も男だから、どうしてもこんな状況で煩悩が浮かんでしまうが、頬を叩いて正気に戻る。
そりゃそうだ、流石に嫁入り前の女性の服を脱がして着替えさせるなんて、お互い心に傷がついちゃうだろ。
そう思った俺は、Aの肩を揺らして起こしてあげる。
kn「...A、まずは風邪ひかない為にお風呂入りな...？」
起こしながら、俺は思った。
待って、俺当たり前のように風呂沸かしたけどAがそこに入るの？？
てか着替えA持ってるわけないから俺の服貸すの？？えっちょっと待って色々追いつかな
『...ん...？
っあ、ご、ごめ、ごめんなさい、服も、車も...』
kn「あ、あぁいや全然いいから、大丈夫
それより、そのままだと風邪引いちゃうし...まずは風呂入って、気持ち落ち着かせよ？
その方が、話しやすいでしょ？」
『...ぁ、あり、ありがとう、ございます...』
俺がかけた毛布をぎゅっと握りながら、震えた声でそう俺に言った。
kn「...あのさ、着替え持ってないよね？
俺の服貸すことも出来るけど、嫌でしょ？服乾かしとくから、ちょっと長めに＿＿」
『...大丈夫、です
先輩さえ良ければ、きんとき先輩の服、貸して頂けませんか...？』
そんなことを、上目遣いで言われたら。
kn「…A、服はこれでいいかな？」
『...はい、ありがとうございます』
kn「うん、じゃあゆっくり入っておいで」
そう言って、扉を閉める。
kn「......ｯはぁ、刺激が強いな...」
その扉に背中をつけて、ずりずりと引きずりながら座る。
だって、そうじゃん？
ずーっと大好きな彼女が俺の家に来て、それで風呂まで入って、加えて服を着る？
俺には、どうにも耐えることの出来ない刺激だ。
kn「.....あ」
ほらもう元気になっちゃったじゃん！！！！！！
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aru。(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» わー！ありがとうございます！！えすえむの2人書くのとっても楽しかったです！(*´˘`*) (3月11日 23時) (
レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - 完結おめでとうございます！えす夢主、えむ青色最高でした！ (3月11日 22時) (レス) id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - wrwrd国民さん» ありゃ！？大丈夫ですか…！？で、でもタイトルからこの作品を見つけて下さりありがとうございます！！ (2月29日 7時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd国民 - タイトル見て吹き出して後ろに頭やって壁に頭ぶつけました！ とっても面白かったです‼ (2月28日 23時) (レス) @page12 id: 124eaa93ff (このIDを非表示/違反報告)
aru。(プロフ) - はるさん» こちらこそ、読んで頂きありがとうございました！！素晴らしいお話…その言葉で元気が出ます…！！Mなknさん好評で嬉しいです、笑。良かったらこれからも見守って下さい！！ (2月26日 22時) (レス) id: b6ba47d0e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aru。 | 作成日時：2024年2月8日 0時
