俺の愛の形 [HQ･宮侑]

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*侑side*


俺は宮侑、稲荷崎を卒業して、大学へ進学した。

進学先の大学でもバレーを続けていた。



大学になると、練習もハードやし、飲み会とかもある。

でも俺は、どれだけ帰りが遅くなっても、毎日家に帰っている。





まだ住み始めたばっかりの綺麗なドアを開ける。


俺が必ず家に帰る理由はひとつ。




A｢侑くん、おかえりなさい！｣


家に帰れば、愛しのAがおるから。


侑｢今日もいい子にしとったか？｣

A｢うん、いい子にしてたよ｣

Aは俺の彼女や。

身も心も可愛くて、綺麗な子。


俺がバレーや課題で忙しくて、あんま構ってあげれなくても、怒ることなんて絶対にしない。


ちゃんと俺の言うことを聞いてくれるお利口さん。

今日も家でいい子にしとったみたいやし。



...このまま、ずっと俺だけのAになればええのに。



ここまでの話で少しわかったかもしれんけど、俺はAのことをこの家に閉じ込めている。

Aは知ってる男だけじゃなく、知らん男まで惹き付ける。



俺のAを、他の男が見るのすら嫌になった。

だから、閉じ込めた。




こうすれば、Aは俺だけのものになるやろ？

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