73.掴まれた ページ40
影山｢えー、じゃないです｣
A｢ダメ？｣
影山｢ダメです｣
A｢どうしても？｣
影山｢どうしてもです。
…それよりも｣
A｢ん？飛雄ちゃん、なんで目を逸らしてるの？｣
いつも通り私に抱きつかれてる飛雄ちゃんだけど…
今はなぜか顔を逸らしている。
というか、私を見ようとしない。
影山｢なんでって…自分の格好見てください！｣
A｢自分の格好…？｣
普通のTシャツに短パン履いてるだけだよ？
A｢変な格好ではないと思うけど？｣
影山｢いや、変ではないんですけど…｣
A｢変ではないけど？｣
影山｢足が…見えすぎてるっていうか｣
A｢足が見えすぎてる？｣
確かに今の私は短パンだけど…
A｢つまり私の足を見て照れてるの？｣
そうだとしたら飛雄ちゃん、いつにも増して可愛いんだけど…
影山｢…っ、そうですよ！｣
A｢！！｣
か…
か…
A｢可愛いいいいい！！！！！！｣
真っ赤な飛雄ちゃん、可愛すぎる！！
可愛すぎていつもよりも強く抱きついちゃうよね〜。
影山｢ちょっ、Aさん…！！
とにかく、ダメなものはダメです！
部屋まで送っていくんで、大人しく1人で寝てください！｣
飛雄ちゃんと寝れないのは残念だけど…
A｢そこまで言われたら仕方ない！
また今度ねっ｣
影山｢また今度って…
…期待するじゃないですか｣
A｢え｣
今、なんて言った？
期待する…？
A｢飛雄ちゃん、それって…｣
どういう意味か聞こうとしたそのとき…
｢ちょっと王様｣
影山｢！！｣
月島くんの声がした。
影山｢…なんだよ｣
月島｢呼ばれてるよ｣
どうやら飛雄ちゃんが誰かに呼ばれているらしい。
�犂�待する��
この言葉の意味を聞きたかったけど、呼ばれているのなら仕方ない。
A｢飛雄ちゃん、行っておいで｣
影山｢！…うす｣
飛雄ちゃんは呼ばれた方へ行った。
飛雄ちゃんがいないのなら、私も部屋に戻ろう。
A｢月島くん、おやすみ｣
月島くんにそう言って、自分の部屋に戻ろうとした、そのとき。
ぎゅっ
A｢え｣
月島くんに手を掴まれた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 387人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちび(プロフ) - 続きみたいです (9月3日 23時) (
レス) id: 8dd546cbdc (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - とても続きが気になります！更新待ってます！！ (2022年3月30日 13時) (レス) @page41 id: 1ef6aeb2cc (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - とても続きが気になります！更新待ってます！！ (2022年3月30日 13時) (レス) @page41 id: 1ef6aeb2cc (このIDを非表示/違反報告)
zigami-izua(プロフ) - え、、、終わり方がめっちゃ不思議なところで続きが気になります。できれば続き書いてもらいたいです！ (2020年3月10日 10時) (レス) id: e26948917f (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 続き気になります。更新楽しみしてます。 (2020年2月3日 18時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めぐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mmmmgggg011/
作成日時：2018年8月17日 14時
