67.すぐわかる ページ29
影山｢...なにボケェーっとしてた...試合中に...｣
日向｢あ、う、あ〜...｣
これ、後頭部にサーブ打ったときと同じくらい怒ってない？
若干日向くんが心配になってきたけど...まぁ大丈夫でしょ！たぶん！
影山｢...俺は知ってるぞ｣
日向｢！？｣
影山｢『エースはかっこいいけど自分の一番の武器が囮なんて地味でかっこわるい。 自分に東峰さんみたいなタッパとパワーがあればエースになれるのに』｣
確かに、日向くんはまだそう思ってそうだよね。
まだどこか、エースへの想いがあるみたいだし。
日向｢そっ、そんなこと思ってない！.....くも、ない...けど...｣
結局思ってるのね。
影山｢...エースがいるってわかってから、興味とか憧れとかの他に...｣
A｢嫉妬、ね...｣
影山｢Aさんの言う通り、お前、嫉妬してたんだろ。
試合中に余計なこと考えてんじゃねーよ｣
日向｢...羨ましくて何が悪いんだ...もともとでっかいお前になんか絶対わかんないんだよ！｣
さらに顔をしかめる飛雄ちゃん。
A｢2人とも、とりあえず落ち着きなさい｣
澤村｢そうだぞ...｣
大地さんが話しかけたと同時に、扉がガラッと開く。
先生｢バレー部、そろそろ終了の時間だぞー。早く片付けを...｣
武田｢すみませんっ、この試合が終わるまで...｣
先生｢でも時間が｣
武田｢僕が責任持って閉めますので！終わったらちゃんと閉めて見回りもしておきます！｣
日向くんの顔が浮かないね...。
きっと、自分のせいで試合中断させたあげく、影山に怒鳴ってしまった、とか考えてるんだろうね。
先生｢じゃあ...｣
武田｢無理言ってすみません！｣
澤村｢先生すみません、ありがとうございます｣
武ちゃんが振り返って、ぐっとした。
A｢武ちゃんかっこいいね〜｣
田中｢武ちゃんかっけー！｣
澤村｢よし！続き始めよう！｣
A｢高校生チームはいま、攻撃力が一番高いローテだね。
...日向くんの速攻には気をつけなよ...？｣
影山｢あの。次コイツにトスあげるんで全力でブロックしてください｣
滝ノ上｢なんだぁ！？挑発かぁ！？｣
影山｢はい、挑発です！ナメた真似してすみません！｣
滝ノ上｢なんだお前、面白いな！よっしゃ！挑発乗ったるぜ！｣
影山｢あざっす！｣
A｢...飛雄ちゃん、やるねぇ｣
飛雄ちゃんのやろうとしてることくらい、すぐわかるよ。
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ちび(プロフ) - 続きみたいです (9月3日 23時) (
レス) id: 8dd546cbdc (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - とても続きが気になります！更新待ってます！！ (2022年3月30日 13時) (レス) @page41 id: 1ef6aeb2cc (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - とても続きが気になります！更新待ってます！！ (2022年3月30日 13時) (レス) @page41 id: 1ef6aeb2cc (このIDを非表示/違反報告)
zigami-izua(プロフ) - え、、、終わり方がめっちゃ不思議なところで続きが気になります。できれば続き書いてもらいたいです！ (2020年3月10日 10時) (レス) id: e26948917f (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 続き気になります。更新楽しみしてます。 (2020年2月3日 18時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mmmmgggg011/
作成日時：2018年8月17日 14時
