47.嬉しい ページ2
*金田一side*
国見「なに話してたの?」
金田一「あいつ、俺たちって言った。いつも俺が俺が、って1人で戦ってるみたいな言い方してたくせに。
クソ、なんか悔しいな」
国見「.....」
なぜか、バシッと国見に背中を叩かれた。
A「勇ちゃんと英ちゃんがさ、そう思ってくれるの、すごく嬉しいよ」
そこにAさんが来た。Aさんは泣いていた。
金田一「Aさん...」
国見「泣かないでください」
国見が涙を拭う。...こいつ、Aさんにべた褒れだよなぁ。
A「勇ちゃん、英ちゃん、ありがとね。じゃあ、またね」
Aさんは俺たちの頭を優しく撫でて、帰って行った。
国見「Aさんを独り占めしてる影山が恨ましいよ」
金田一「国見って、Aさんのこと好きだよな」
国見「は?当たり前じゃん」
...当たり前なんだな。
*Aside*
国見「なに話してたの?」
金田一「あいつ、俺たちって言った。いつも俺が俺が、って1人で戦ってるみたいな言い方してたくせに。
クソ、なんか悔しいな」
国見「.....」
勇ちゃんと英ちゃんの会話が聞こえてきた。
勇ちゃんと英ちゃんは、飛雄ちゃんのことをずっと悪く言ってたけど、そうやって悔しいと言っていることが、何よりも嬉しかった。
飛雄ちゃん、今は学校が違うけど、勇ちゃんも英ちゃんも、仲間なんだよ。
A「勇ちゃんと英ちゃんがさ、そう思ってくれるの、すごく嬉しいよ」
気がつけば声をかけて、2人の頭を撫でていた。
金田一「Aさん...」
国見「泣かないでください」
国見ちゃんが涙。拭ってくれた。
A「勇ちゃん、英ちゃん、ありがとね。じゃあ、またね」
挨拶だけして、歩き出した。
澤村「武田先生はああ言ったけど、正直、及川がいる青城と真っ向勝負で戦って勝つためには、まだ決定的に足りないものがある」
大地さんたちと合流して、帰ろうとしたとき、校門に徹がいた。
及川「お、さっすがキャプテン、ちゃんとわかってるね」
A「なんで徹がここにいるのよ」
及川「ん?待ち伏せ」
A「キモイ...」
及川「うっ、酷い...」
日向「出たな大王様!」
田中「なんだコラ?」
日向「何の用だ?」
田中「やんのかコラ?」
日向「やんのかコラ?」
うわぁ、頭悪いのと単細胞の組み合わせ...
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ちび(プロフ) - 続きみたいです (9月3日 23時) (レス) id: 8dd546cbdc (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - とても続きが気になります!更新待ってます!! (2022年3月30日 13時) (レス) @page41 id: 1ef6aeb2cc (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - とても続きが気になります!更新待ってます!! (2022年3月30日 13時) (レス) @page41 id: 1ef6aeb2cc (このIDを非表示/違反報告)
zigami-izua(プロフ) - え、、、終わり方がめっちゃ不思議なところで続きが気になります。できれば続き書いてもらいたいです! (2020年3月10日 10時) (レス) id: e26948917f (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 続き気になります。更新楽しみしてます。 (2020年2月3日 18時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mmmmgggg011/
作成日時:2018年8月17日 14時