6回目のぴよぴよ ページ8
先生｢HRも終わったから、あとは好きな部活の見学に行ってね｣
チャイムも鳴り、みんなそれぞれ好きに行動する。
国見｢ぴよ、金田一のところ行ってから体育館行こう｣
A｢うん！｣
荷物をまとめて、いざ勇ちゃんのクラスへ。
勇ちゃんのクラスもHRが終わったみたいで、ガヤガヤとしている。
国見｢金田一〜｣
英ちゃんがやる気のなさそうな声で呼ぶ。
金田一｢おう、いま行く！｣
少しして、教室からバタバタと勇ちゃんが出てきた。
国見｢金田一も来たし、行くか｣
A｢うん！体育館、もう人がいっぱいかな？｣
金田一｢及川さんがいるからなぁ…｣
そんなことを言いながら、体育館へ向かう。
けど…
国見｢うわぁ｣
金田一｢すごいな｣
A｢これ、徹くん目当てかな？｣
体育館には既に女子が押し寄せていた。
キャーキャーと騒ぐ女の子の中心にいるのは…
及川｢はいはい、みんな落ち着いて〜｣
徹くんだった。
徹くん、やっぱりモテるんだなぁ…
国見｢あの女子の群れをかき分けて行かなきゃ行けないのかよ…｣
金田一｢気が引けるな｣
A｢……｣
嫌だなぁ。
徹くんは、私のことを置いていかないって言ってくれてたけど。
徹くんは嘘をつかないけど。
国見｢…ぴよ？｣
A｢えっ、あ、なんでもない…｣
ぼーっとしていたら、英ちゃんに声をかけられていると…
｢あーーっ！！！！！｣
徹くんの叫び声がした。
及川｢ぴよ！国見ちゃん！金田一！｣
徹くんがこちらに気づいた。
及川｢もー、来たなら入ってきて良かったのに。
…って言っても、俺のファンが集まってたのか。
ごめんね〜｣
そう言って、私の頭を撫でる徹くん。
それだけで…
A｢……っ｣
女の子たちは視線が痛い。
及川｢…ぴよ、大丈夫だから｣
A｢うん…｣
徹くんが今度はさすってくれた。
徹くんが守ってくれているけど、女の子たちは何か言いたげだ。
及川｢じゃ、行こうか。
みんな待ってるし｣
徹くんが私の手を繋いで歩き出す。
女子｢及川さん、その子、誰ですか？｣
強気な女の子が話しかけてきた。
…こういう子は、何をしてくるかわからないから怖い。
及川｢ん〜？この子は俺にとって特別な子。
この子はバレー部のマネージャーになるから。
…嫌がらせとか、絶対にしないでね｣
忠告をする徹くんの声は、低かった。
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五月雨 - ぴよちゃんかわいいです！！続き楽しみです！！ (2019年3月16日 22時) (
レス) id: e43a9530dc (このIDを非表示/違反報告)
まーちゅんちゅん - 面白すぎです！更新頑張ってくださいo(・`д・´o)！続き楽しみにしてますっ (2018年10月28日 19時) (レス) id: 2e072574bd (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 鰤の子さん» コメントありがとうございます！wowwowでめっちゃ笑ってます(笑) これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2018年9月27日 18時) (レス) id: 427606bc14 (このIDを非表示/違反報告)
鰤の子(プロフ) - WOWWOWWOWWOWWOWWOWWOW！！！！最高！！！！！です！！！！！！！！ (2018年9月27日 18時) (レス) id: 4db66ee9e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mmmmgggg011/
作成日時：2018年9月24日 21時
