21.ミニゲーム 4 ページ26
山本さんがレシーブ得意なのかどうかはわからないけど...
前衛ライトか...
まぁいい
相手に取らせないようなサーブを打てばいい話。
今の俺には、そこまで自信満々に言うほどの力はないけどな。
深呼吸をして、集中してジャンプサーブを打つ。
A｢.....っ、あ！｣
俺のサーブは、少しだけズレて...
2番｢...とります！｣
準セッターの2番の方へ行ってしまった。
狙い通りに行かなかったのは悔しいが、これで2番がトスを上げることが出来ない。
山本｢海さん！｣
2番が上げたボールを、山本さんが拾い、海さんがこちらにボールを返す。
今度はこっちが攻撃の番だ。
黒尾｢よっ…｣
黒尾さんが拾う。
そのボールは綺麗に
トスは...
孤爪｢A｣
A｢はい！｣
もう一度俺に上げられた。
今度は高さに問題はない。
あとは全力で打つのみ。
見たところ、2番も高さはない。
海さんも、180cmはない。
2人が全力でジャンプしても、191cmの俺がジャンプした最高打点には届かない。
俺はライト側にいる。
クロスでセンターに向けて打てば、夜久さんがいる。
取らせるわけにはいかない。
真正面、ストレートに打てば、犬岡がいるだけ。
ということは...
A｢ふっ.....！！｣
俺は全力でストレートを打った。
パワーはないが、犬岡はレシーブ出来ず、こちらの得点。
黒尾｢Aくん、ナイス｣
孤爪｢ナイス｣
A｢あざっす！
トス、今くらいでお願いします｣
孤爪｢オッケー｣
今は相手ブロックに高さがなかったこと。
打った先にいたのが犬岡だったこと。
この2つがあったから、スパイクが決まっただけだ。
実際、190cm代はゴロゴロいないかもしれないが、180cm代はゴロゴロいる。
犬岡は1年で、まだレシーブに磨きがかかってなかったし。
相手が夜久さんとか、Liじゃなくても、レシーブの得意な選手なら取れるだろう。
俺のスパイクを止めるくらいのブロックをするやつなんていくらでもいる。
もっと、もっとパワーをつけないと…
黒尾｢おーい？Aくん？｣
A｢えっ？｣
黒尾｢すっげぇ、目がギラギラしてたよ？
...獲物を狙うような目｣
いつも通りニヤニヤと笑う黒尾さん。
A｢そんなわけないでしょ。
次のサーブも俺ですよね｣
黒尾｢おう。
はい、ボールね｣
A｢うっす｣
さて、次はどこを狙おうか...
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ゆきと - BLもみたい (2021年12月27日 11時) (
レス) @page13 id: fa3fd2ad4b (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 好きです(突然の告白)更新頑張ってください応援してます!!うちはやっちゃんが良いです!! (2020年2月4日 13時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
金管 - オチはやっちゃんがいいです！！ (2020年1月17日 15時) (レス) id: bf4ba58290 (このIDを非表示/違反報告)
紺狐 - とても面白くて続きが気になります！更新頑張って下さい！潔子さんオチも読みたいですが、やっちゃんオチも読んでみたいです！ (2019年10月22日 3時) (レス) id: d9270308ab (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 蒼さん» ご意見ありがとうございます！参考にさせていただきます！ (2018年9月25日 12時) (レス) id: 427606bc14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mmmmgggg011/
作成日時：2018年9月13日 14時
