19.ミニゲーム 2 ページ23
騙されなかった黒尾さんが福永さんのスパイクをブロックするが...
ブロックが1人の分、守れる範囲は狭い。
ストレートを打とうとしていた福永さんが、途中で打つ方向をクロスに変えた。
クロスに打たれたボールを黒尾さんがなんとか触る。
黒尾｢ワンタッチ！｣
芝山｢.....っ！｣
少し威力が弱まったボールを、芝山がとる。
芝山は1年ながら、結構やる方だ。
威力が弱まってるとはいえ、2年の福永さんのスパイクをとったくらいだし。
ボールは綺麗に研磨さんのところに上がり、研磨さんがトスを上げる。
トスを上げた先は...
A｢あっ.....！｣
俺だ。
俺の身長が高いから、打点がもう少し高いと思ったのか。
俺が打てる最高打点よりもボールは高く上がっていた。
それでも、すっぽかすわけにも行かないので、なんとかボールに触る。
海｢...っ！｣
指先で押し込んだボールは、フェイント状態になって相手コートに落ちた。
海｢あらら...｣
前衛レフトの海さんもギリギリのところでレシーブしたが、間に合わなかったのだ。
A｢よ、よかった...｣
孤爪｢あ、ごめん。
ちょっと高かった？｣
A｢あ、いえ！
俺がもうちょっと高く跳びます｣
孤爪｢...そういうの、いらないから｣
A｢え？｣
孤爪｢もうちょっと低い方がいいとか、そういうのがあれば、遠慮なく言って。
その方がやりやすいから｣
A｢は、はい...？｣
遠慮なく、ね。
黒尾さん以外の先輩に遠慮なく言うのって難しくね？
黒尾｢ハッキリ言わないと、やりにくいだろ？
それじゃ、勝てる勝負も勝てないからな｣
A｢...！
黒尾さんのわりには良いこと言いましたね｣
黒尾｢ねぇ、俺ってAくんの先輩だよね？
対応が辛辣すぎない？｣
A｢気のせいじゃないですか？｣
そんなことを話してると...
夜久｢黒尾！早くしろー｣
A｢あ、すみません｣
夜久｢いや、Aはいい。
だけど黒尾はダメだ｣
黒尾｢なんで？！｣
黒尾さんっていじられキャラなんだな
しばらく話していたが、ゲーム再開。
やられそうなところをギリギリ回避して、こちらのチームがリードしてる状態だ。
まだ俺のサーブだが...
次はどこを狙う？
夜久さんが取れない範囲...
1人では取りにくい位置...
...前衛センターの準セッターと、前衛レフトの海さんの真ん中にしよう。
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ゆきと - BLもみたい (2021年12月27日 11時) (
レス) @page13 id: fa3fd2ad4b (このIDを非表示/違反報告)
BS(プロフ) - 好きです(突然の告白)更新頑張ってください応援してます!!うちはやっちゃんが良いです!! (2020年2月4日 13時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
金管 - オチはやっちゃんがいいです！！ (2020年1月17日 15時) (レス) id: bf4ba58290 (このIDを非表示/違反報告)
紺狐 - とても面白くて続きが気になります！更新頑張って下さい！潔子さんオチも読みたいですが、やっちゃんオチも読んでみたいです！ (2019年10月22日 3時) (レス) id: d9270308ab (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 蒼さん» ご意見ありがとうございます！参考にさせていただきます！ (2018年9月25日 12時) (レス) id: 427606bc14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Mmmmgggg011/
作成日時：2018年9月13日 14時
