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「そんなこと言うなら、ホントに、私でいいの？」
「なんで聞くの」
「頑固だよ？」
「知ってるわ」
「意地っ張りだよ？」
「はいはい」
「いいの？」
「ふふ、もちろん」
「ゆうちゃんと比べてどう、なんて思ってないから。
そんなことで謝っちゃやだ。」
「ん」
「でも、気持ちは...わかる気がするけど」
「え？」
「お互い、きっと好きだし。それはわかってるけど。
もっと相手の理想に近づきたいというか。
もっと、好きになってもらえる人でいたいというか。」
「うん。」
「なんか、変だと思われちゃうと思うけど。
2人なら、なんでもできそうな気がする、妙な自信というか...そういうの、あるの」
「最初に言ったっしょ、『俺ら、続くと思わね？』って。」
「うん。でも...
智くんの、タイプって。どんな人か知らないし。
私でいいの？とか、どこがいいの？とか...思うよ？」
「んじゃーさ」
「うん」
「俺の好み、教えたげるから
Aの事も、教えてよ」
「うん、いいけど...」
話しながら、じわりと距離を詰めて
「ここ、座って」
って、智くんの膝の上を指す
「え？」
戸惑いながら、伸ばした彼の足の上にぺたり、と座ると
私を、じっと見上げる。
「ちゃんと、教えてくれる？」
「もちろん。」
「キスされんの、好き？」
「なに？突然。
好き...だよ。」
「じゃあ、」
そう言って、少し目を見つめた後に
ちゅって軽いキスが降ってくる
「これ...と」
もう一度、キスされたと思ったら。
首に回された手に、くいって頭を引き寄せられて。
温かい舌が、ぬるりと私の舌を絡めとる。
「こっち...どっちが好き？」
「んあっ...
そんなの...決めれないっ」
「俺は...こっち」
そう言って、
さっきよりもゆっくりと舌が這って。
上顎を攻められたら、息ができなくなる。
「んんっ！こういう...好みじゃなくっ、て」
私の発言は空気のように通り過ぎて。
「次の質問、ね」
少し低い声が耳に届いて
心臓がまた大きく、ドキン、と鳴った
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MM(プロフ) - 蒼さん» 温かいお言葉ありがとうございます！これからもお付き合い頂けますとうれしーです！！ (2019年2月7日 21時) (
レス) id: 4744f7f7d6 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 完結お疲れ様でした。ずっとずっと前からこの作品は知ってたんですが、なんとなく完結してから読みたい…なんて思って読まずにいたことを後悔しました。引き込まれすぎて一気に読みきってしまいました…！素敵な作品ありがとうございます。そして続編まで！楽しみです！ (2019年2月5日 10時) (レス) id: 0c5e279223 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - さゆさん» ありがとうございます♪感想聞かせて頂きめちゃめちゃうれしーです！続編でもまたお会い出来ますのを楽しみにしています(*´ω｀*) (2019年1月29日 22時) (レス) id: 0846006888 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - キミさん» いつも優しいお言葉、ありがとうございます。弱虫ちゃんなので、すぐ読者様に泣きついては鍵かけてみたり、しょんぼりしたり...情けなくて申し訳ないです(´；ω；｀)これからもまた遊びにいらしていただけますとうれしーです(*´ω｀*) (2019年1月29日 22時) (レス) id: 0846006888 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - やすようこさん» 溶けました？わーい！甘いの、できるかなぁ...頑張りますね(/ω＼)またお目にかかれることを楽しみにしています(*´ω｀*) (2019年1月29日 22時) (レス) id: 0846006888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MM
| 作成日時：2019年1月6日 14時
